ブックフェア

今日は東京まで出張！
といっても勤務のない日を選んで好き好んで行って来ました。

行き先は新宿区にあるTOHAN（トーハン）本社。
ここで図書館ブックフェア2008が行われているのです。
トーハンは出版物取次社で
日本出版販売（日販）と共に2大大手です。
出版業界は出版社と書店の中間に立つ、
卸・流通機能を持った販売会社が存在しています。

毎年書店からお誘いを受けていましたが、
行ってみたのは今年が初めてでした。
図書館司書や選書担当者向けのイベントです。
普段書店などでは目にすることが難しい本が
幅広く、数多く揃えてあり実際に手に取りながら選書できます。
展示図書は約1000社・１万点！
完結文学全集や円山応挙の画集1冊１０万円など。。。

同じビルの4階は直販部で、まさしく巨大書店。
ここで選書したものはそのまま注文となります。
書店さんなども本を買いに来る場所なので、
いわゆる売れ筋の本がたくさん置いてありました。

本好きにはたまらない場所。。。
朝から一日中いてあんな本、こんな本と好きなだけ見ていたいです。
思わず仕事で来ているのを忘れそうです。

その後は、すぐ近くにある印刷博物館へ。



日本の印刷業界最大手凸版印刷（トッパン）が設立したもので、
印刷文化に関わる資料がたくさんありました。
レプリカですが、原寸大のラスコーの壁画、エジプトの死者の書、
甲骨文字、ハンムラビ法典碑、ロゼッタストーン、
マヤ文字碑文などが並んでいます。
企画展で「ミリオンセラー誕生へ！－明治・大正の雑誌メディア－」と
「ポップアップ絵本のできるまで」をやっていました。
140年前に出された日本で初めての雑誌『西洋雑誌』がありました。
和紙に筆書きです！
ちなみに、日本で今までに一番売れた雑誌は、
『週刊ジャンプ』１９９５年３・４号で
653万部の歴代最高部数を達成したそうです！！

ここには「トッパンホール」というホールがあります。
理想的な音響を追及した、クラシック中心の音楽ホールだそうで、
いつかここへ音楽を聴きに来たいとも思いました♪