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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

フェルメール「牛乳を注ぐ女」

2007-09-26 | いろいろ
今日は文化祭の代休でした。

せっかく平日がお休みになったので、絵を観にいってきました。
今日から六本木の国立新美術館で始まった
「フェルメール 『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」です。
絵を観るのはとっても好きなのですが、
休日の美術館は行列と人だかりに気を取られてしまってなかなか楽しめません
だから、今日は朝早くから開館時間に合わせて行きました。
しかもこの「フェルメール展」は今日が初日、いったいどれ位の混雑になるのか。。。?

今回の展覧会は、オランダのアムステルダム国立美術館所蔵のものです。
フェルメール、ヤン・ステーン、レンブラントなどオランダ17世紀を代表する画家たちや
19世紀のハーグ派の画家たちの作品展でした。
特にフェルメールの代表作「牛乳を注ぐ女」は日本初公開で、
1m四方あまりの小さな絵の前は人だかりが!
台所の片隅で家事労働にいそしむ使用人の女性が牛乳を注いでいるだけのシンプルな絵です。
でも、その女性の堂々たる存在感、明るく柔らかい陽の光が差し込む静寂な室内、
その中で流れる牛乳だけがまるで永遠に流れ続くかのように描き出されています。
洋服の鮮やかな黄色、青、赤、ミルク壺の赤茶色、
400年も前の作品なのに、ハッとするほど色がきれいでした。
フェルメールが「光の画家」や「時の流れを止める画家」と言われたり、
この作品がオランダの至宝とまで言われているのが納得できます。

2日ほど前にBSで「真珠の首飾りの少女」という映画を観ました。
多分、この展覧会とのコラボで放送されたと思います。
なかなかおもしろい映画でした。
やはりフェルメールの傑作といわれている「真珠の首飾りの少女(青いターバンの少女)」を題材にしたものです。
その当時の生活の様子などよくわかるので、この映画を観てから展覧会へ行くといいと思います。
ビデオやDVDにもなっていますので。