今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

芥川賞受賞作 『アサッテの人』

2007-09-25 | 本の紹介
今日は、学校は文化祭の振り替え休日でお休みです。
明日も、お休みです。
2日目の一般公開には雨にもかかわらず2000名以上の方がいらしてくださいました。
有難うございました。
桐華祭の様子が本校のHPにアップされました。
こちらです。
そして今日は十五夜です。
十五夜でも月は満月ではないそうで。。。

芥川賞受賞作『アサッテの人』と、直木賞受賞作『吉原手引草』図書館に入りました。
書店さんいわく「どちらも出足がイマイチで。。。」と苦笑い
賞をとった本が必ずしも売れるわけではないようです。
何回か前の綿谷・金谷の両女性作家による最年少受賞の時はすごかったそうですが。。。

諏訪哲史の『アサッテの人』を読んでみました。
読み始めから読了後も???のまま終わってしまいました。
今までに、この類の本をあまり読んだことがありません。
難しい。。。
主人公(作者)の叔父さんの「ポンパッ!」という発言にまつわる話です。
これを、報告書かレポートのように書き綴られているのです。
う~~~ん、私にこれを理解する文学的素養がないのか?
と、ちょっと淋しい気持ちになりました

でも、この叔父さんの言葉の使い方は、ちょっとピカソの絵に似ているのではないかと思いました。
言葉や気持ちを厳選していって、ギリギリまで研ぎ澄ましたところで発される言葉かなと。
叔父さんの言葉には①ポンパ②チリパッハ③ホエミャウ④タポンテューなどの種類があります。
言葉や気持ちが「アサッテ」のほうへ行ってしまっているような叔父さんです。

あまり(かなり)よくわからないけど、何となく「文学」の香りがあふれている作品でした。
読んだことのある方は、あなたの感想を教えてください。

ノーベル文学賞の候補にいつも上がっている村上春樹は、芥川賞も直木賞ももらっていないそうです。
先日、クイズ番組で知りました。
『ノルウェイの森』や『海辺のカフカ』は。。。?
もう、今さら。。。ですよね。
こうなったら、やっぱりノーベル賞しかない!!