カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

50代前半とはどのように見えるのか

2020-12-09 | つぶやき

 「娚の一生」という漫画は、映画化もされているらしい。それで主人公の相手役である男性が豊川悦司なのである。トヨエツは二枚目だし、関西弁も難が無いのでいいのかもしれないが、設定は50~53歳くらいのはずである。これにはちょっと微妙な気分になる。何故なら僕はちょうどその世代なのだが、トヨエツはだいぶお兄さんだ。少なくともそういう印象があって、無理だわ~、と思うのかもしれない。いや、恋はしていいとは思うのだが、やっぱり原作の設定とは……、とまた言いたくなる。でも、漫画の絵柄からすると、五十代前半のくせに妙に老けた人なのであるが……。
 逆にヒロインは榮倉奈々なので、これも設定より微妙に若い筈だ。しかしまあ、女優さんなら多少は仕方ない気もする。榮倉は32だそうだし、それなら可能かもしれない。
 原作者の西炯子がこの作品を書いていた時期がおおよそ40歳前半のようで、その年齢から50代前半の男を見ると、このように老けていたのだろうか。
 さらに哲学の教授という設定だが、まあ、絶対に居ないわけではなさそうだが、だいぶ若くから業績を認められた人であるはずだ。著作が売れているようだからお金持ちだが、秘書が出張にまでついてくるようなお金もあるというのが、また漫画的なのかもしれない。しかしまあ、僕は寛容だから、そういう世界の話だと理解はしている(寛容なら、そもそもこんな疑問を文章にはしないわけだが)。
 で、予告編を見たら、ヒロインは元気だし(活発という意味もある)、トヨエツは、それなりに原作っぽいのかもしれない。まあ、原作通りに作る必要は必ずしも作品として無いのかもしれないが、なるほど感はある。考えてみると、二十を超えた俳優が制服着て高校生の役をやったりもするわけで、俳優さんたちの年齢で実年齢の役をする必要もないわけだ。
 当たり前の事をぐちゃぐちゃ考えてはなりません。単に自分の年齢に違和感があっただけのお話なのだろう。
コメント
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