カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

オリンピック・ボイコットも是非お願いします

2019-08-27 | 時事

 韓国のGSOMIA破棄のニュースは、実際問題としては十分に予想されていたことである。いや、さすがにそこまではしないだろう、と思っていた人が居たとしても、今の熱量であれば、ありうるかも、くらいには思っていたのではないか。いくら何でもそこまでは、と思う前に、今の感じならそこまで行くかもな、が先に来ていたのではないか。で、実際にそうなってみて、ほほう、ほんとにそう来たな、と思ったのではないか。そうであるなら予想の範疇だが、まあ、ほとんどの人は、そんな約束してたんだね、くらいかもしれない。そうして、いつものことではあるけど、まあなんというか、愚かだよな、と思っていると、今度はさすがに米国も黙っていない感じになって、やっぱり今度は間違ってなかったんだと思った人も多かったのではないか。それを単に日本が喜んでいる図式になっているのであれば、なんとなく情けないが、ちょっとだけ溜飲が下がってしまう心情は仕方ないかもしれない。そういうわけではあるが、実際のところは予想通りなのである。
 さらに多少そう思っている人の中には、韓国がそのように踏み外すという予想であることで、うまく引っかかってくれた、という感慨もあったことだろう。だから本来は驚くべきことではないのだが、ことさら驚いて見せて、辛辣に非難し返しているという感じが盛り上がっているわけだ。それをまた批判したい人がいるのであるが、非難できる状況であるのは当然なので、行き過ぎと非難するには当たらないのである。さらにもっと踏み外すように、何か仕掛けをしないでいても、今後も何かしそうであるとは理解できるだろう。そういう意味では、その愚かさを叩くだけでよくなっているわけで、楽である。
 もちろん、基本的にあちらがやっているのは、自分たちの満足のための嫌がらせにつながると思われる行動である。それをやると、国内的に盛り上がるし、最終的には日本が観念するはずであるという根拠のない信念であるから、また、妙なことを言い出すことに変わりはないのである。日本が逃げられない(と差別的にとらえて日本を叩く準備をしているメディアに対して)と考えている、戦争歴史問題をぶり返す道を模索しているはずで、これを特に米国世論が支持しやすい論法で、感情攻撃を仕掛けてくるはずである。実際そういうことに関しては、米国世論もよくわからないなりにわかりやすく間違いやすいので、これまでも安易に同調するものが居たのである。しかしながら基本的には明らかな間違いなんだからと思ってこれまでのように傍観していると、何か事実というものが変貌していって、妙なことになってしまっていたのである。結局は、やはりいかに不当であるかということくらいは、発信せざるを得ないだろう。めんどくさいが、呆れながらもやるしかない。
 ちょっとでもメディアの方が、日本にも責任があるような論調に傾くと、それはさらに韓国の嘘を助長させることにつながっていくだろう。これまでもそうして勝利を収めてきた(と考えてきたから、繰り返し嫌がらせをしていた)わけで、そういう方策に頼るしか道が無くなっているのだろうと思われる。前にも書いたが、ある程度長期的に教育をし直す必要があり、本人が病状に気づくまでの道のりは、それなりに長くなるということになろう。人道的に考えるならば、病気であることは明確なのであり、今は治療の最中なので、処置は続けざるを得ないのである。
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