最近の若い奴は…、話は好きじゃないとはいいながら、少なからず衝撃を受けた話。
居酒屋で「とりあえず何食おうか」という時に、いきなり「かつ丼」頼んだ奴が居たのだとか。確かに感覚的に想像を絶するアンタッチャブルな世界だ。それは無いだろうと思うのだが、しかしそれは何故なのだろうか。
一つは個人主義だとか個食といわれる文化の背景だろうか。自分の食べたいものを食ってはいいわけだが、そこにははっきりとした断絶感がある。腹が減っているんだからかまわないじゃないかという理屈も分からなくはないし、実際にメニューにもあるわけだし、間違っているという考え方に偏狭さを感じるという意見もあるかもしれない。しかしピラフやらスパゲティとか、大皿から取り分けられるものならともかく、かつ丼はちょっと違うだろう。いきなりお茶づけを食うことと同義なのではないか。もしや、それもありなのか。
しかしながらこれが外国人だとOKなのかもしれない。いや、外国人でもダメかもしれない。説明するのが面倒そうだけど、それは日本の文化じゃないと教えるべきことかもしれない。しかしそれは本当に日本の文化の問題なのだろうか。単なる日本人の関係性の特殊部分なのではないか。
分からない。分からないが激しく嫌だ。出来るだけレアケースであってほしいと願うばかりだ。