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市境の峠道にある明治乳業の販売店(どうも配達専門らしい)で「贅沢しぼりミルク」を注文した。どれだけ探し回っても見つからなかったため、明治乳業の看板につられて入ったのである。店内に牛乳は置いていない様子で、事務所のみという感じの店だった。注文で取り寄せられるということなので、散々探し回った疲れもあって確実な道を選択することになったのである。
しかし注文してから帰りに「まるたか」で買物していたら、あっさり「贅沢しぼりミルク」を発見し愕然とする。2,3日前には絶対になかった。世の中はダイナミックに展開する。購入する欲望を抑え、注文の届く(でも、また販売店まで取りに行かなきゃなんないんだけどね)のを待つことにした。それが18日午後であったわけだ。
さっそく4杯コップに注いで家族で味見である。
うーむ、旨い。なんとなく懐かしい。飲んだ後も味が口の中に残っている感じだ。むちゃくちゃ旨くて死にそうなわけではないけれど、確実にしみじみ旨い。
長男はカステラと一緒に飲んでさらに満足そうだ。牛乳とカステラ。まさにベストマッチング。それは、相性の良さを審査する専門家が組織されたとしたら、まず認められるべき組み合わせではないかと思われる。完璧に近い無形文化財だ。
まずまず満足して散歩に出た。しばらく歩いていて、しまった、と気づいた。まだウェーブの気配はない。家からの距離は既に2キロはあるだろう。もともと迎えにきてもらう予定で家を出たので、一直線に遠方まで出ている。このあたりでトイレといったら、商店か何かを探すよりない。普段は住宅街の路地などを選択して歩くが、商用地に近いところを選択せねばならない。
少しおなかがうずいている気配がしたような気がする。気持ちはあせる。ビッグなウェーブでないので、まだ何とかなりそうである。
やっとつれあいの迎えが来て、帰りに買物したいというスーパー(特に名を秘す)で用を済ませた。思ったよりかなり緊迫した状態だった。その上、何故かトイレに入った瞬間に電話がある。やっと切れたと思ったら、連続してかかってくる。ああいう場所は電話をとりにくい。ただでさえあせっているのに、携帯が鳴ってさらに緊迫した時間を過ごした。都合があるのはわかるが、勘弁してほしいものである。