万葉集巻第二十より、あぢさゐ(味狭藍)を詠み込んだ一首。
紫陽花の八重咲く如く八つ代にをいませわが背子見つつ思はむ(左大臣橘卿)
あぢさゐの花は色をかえとりどりに咲きほこります
あなたがいつまでもお元気であることを願います
あぢさゐの花を見るたびにそう思いましょう
今、紫陽花の花言葉に、「移り気」「心変わり」などがある。
これが、紫陽花のイメージに大きな影響を与えている。
もし、万葉の時代に、この花言葉があったら、上記の歌はなかったろう。
紫陽花の八重咲く如く八つ代にをいませわが背子見つつ思はむ(左大臣橘卿)
あぢさゐの花は色をかえとりどりに咲きほこります
あなたがいつまでもお元気であることを願います
あぢさゐの花を見るたびにそう思いましょう
今、紫陽花の花言葉に、「移り気」「心変わり」などがある。
これが、紫陽花のイメージに大きな影響を与えている。
もし、万葉の時代に、この花言葉があったら、上記の歌はなかったろう。