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チェット・ベイカー&アート・ペッパーの「THE ROUTE(ザ・ルート)」(Pacific Jazz,
Capitol)。
1956年7月に、ロス・アンジェルスで録音されている。
この二人による「PLAYBOYS(プレイボーイ)」(World Pacific,TIME RECORDS)は、同じく1956年の11月に、ロス・アンジェルスで録音。
両方とも演奏の楽器構成は同じで、トランペット、アルト・サックス、テナー・サックス、ピアノ、ベース、ドラムスである。
演奏者は、二人の他は異なっている。
「THE ROUTE(ザ・ルート)」の方は、以下の4人。
「PLAYBOYS」については、以前記したはずだ。
RICHIE KAMUCA(ts)
PETE JOLLY(p)
LEROY VINNEGAR(b)
STAN LENVEY(ds)
「PLAYBOYS」は、7曲収録、「THE ROUTE」は、11曲である。
2曲が同じである。
どういう事情で、この似たパターンでありながら、別々の二つのアルバムになったのだろうか。
二人の音は、それぞれ独特の哀感があるが、まだ若々しく溌剌さもあふれている。
ジャケットの二人の写真、青年の横顔である。
この「THE ROUTE」、トータルで言えば、生ぬるい演奏。
激しさがないのは、そう言うスタイルだから当たり前としても、だからと言って、リラックスの要素がそんなにあるわけじゃない、半端なのだ。
アルバム名となった「THE ROUTE」をもう一度。
そうだなあ、そんなもんかな。
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