ジョージ・アダムス=ドン・ピューレン・カルテットによる「ライフ・ライン」。
1981年、オランダでのスタジオ録音、レーベルはタイムレス(アルファ・レコード)。
タイムレスでの「アース・ビームス」(1980)につぐ、第二弾。
このアルバムでは、ジョージ・アダムスのヴォーカルが聞ける(2曲目、4曲目)。
〈パーソネル〉
ジョージ・アダムス(ts,fl,vo)
ドン・ピューレン(p)
キャメロン・ブラウン(b)
ダニー・リッチモンド(ds)
〈収録曲〉CDには、6曲収録されている。
1.ザ・グレイト・エスケイプ・オア・ラン・ジョン・ヘンリー・ラン
2.セリアスリー・スピーキング
3.ソフト・シーズ
4.ネイチャーズ・チルドレン
5.プロテクション
6.ニューカマー:セブン・イヤーズ・レイター
ジョージ・アダムス、ドン・ピューレンのエキサイティングな演奏からは、フリー・スタイルをよそおっているのではないのは聞き取れる。
ただ、僕には、その叫びが何によるものであるのか、何を求めるものであるかが、掴めない。
演奏された1980年頃というのは、45年くらい前になる。
僕が、秘書家業をはじめた頃だ。
世界的にも学生運動、学園紛争の時代が遠ざかり、世の中いくらか落ちついた頃なのだ。
人には、いつの時代でも変わらぬものはあるのだが。