そのうち見かけるのでないかと思っていたCDに出会った。
アストル・ピアソラの“タンゴ・バレエ”を収録したアルバムだ。
一枚は、ギドン・クレーメル/クレメラータ・パルティカ演奏の「タンゴ・バレエ」(TELDEC)である。
もう一枚は、アストラ・ピアソラ自身が演奏している「モダン・タンゴの20年」(PHILIPS)
後者の収録曲は、以下の通り。
1.エル・レコド(曲がり角)
2.クリオージョの誇り
3.プレパレンセ(用意はいいか)
4.インペリアル
5.バンドネオン、ギターとベース
6.ルンファルド(隠語)
7.タンゴ・バレエ
8.カリエンテ
9.コンテンポラネオ
「タンゴ・バレエ」に付いては、改めて、取り上げたい。
このアルバムを聞いていて、昨日このブログでとりあげた「天使のイントロダクション Vol.1」ほど、インパクトを感じないのは、どうしてだろうかと考えた。
こちらは、演奏者の数が多い。
ピアソラが奏でるバンドネオンを堪能するには、演奏者が少ない方がいい。
音楽としてのインパクトは、その方がいい。
ピアソラをよく分かっている顔ぶれでの演奏の方がいい。
そのように感じる。
ピアソラの曲を、第三者が演奏となると、接するスタンスが変わるとは思うが。
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