with マル・ウォルドロン

2020-02-23 | 【断想】音楽
 「ザ・クエスト:The Quest」(Prestige盤・ 1962録音)
 アルバムに、ERIC DOLPY&BOOKER ERVIN WITH THE MAL WALDRON SEXTETとある。
 言わずと知れたマル・ウォルドロン、そして、馴染みのないブッカー・アービン。
 ブッカー・アービンは、チャーリー・ミンガスのバンドにもいたテナー・サックス奏者。
 「ザッツ・イット(1961)」、「ラメント・フォー・ブッカー・アービン(1965)」、「ザ・ソング・ブック(1965)等のアルバムがある。
 ドルフィーは、このアルバムでは、アルト・サックスとクラリネット。
 メンバーは他に、ロン・カーター(cello)、ジョー・ベンジャミン(bass)、チャーリー・パーシップ(drums)。
 1曲目、「STATUS SEEKING」、なかなかエキサイティングな演奏である。
 2曲目、「DOQUILITY」のチェロ、印象的。
 3曲目、「THIRTEEN」なんだか、ドラマチック。ドルフィーのサックスもいい。ブッカー・アービンも太い音でいい。
 4曲目、「WE DIDDIT」。
 そして、B面へ。
 5曲目、「WARM CANTO」、ドルフィーのクラリネットではじまる。しんみりと。
 マル・ウォルドロンのひとりぼっちで淋しく歩くようなピアノ。
 6曲目、「WARP AND WOOF」、ちょっとおしゃれにと言う感じ。
 7曲目は「FIRE WALTZ」。
 なかなか聞かせるアルバムだ。

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