Bluetoothで“幽霊”

2023-03-11 | 【断想】音楽

 長年使ってきたDENONのレコード・プレイヤーの具合が良くなくて新しいものに換えることにした。                   
 新しいものは、TEACの製品、Bluetooth搭載アナログターンテーブルである。
 それで、初めに何を聞こうかと思っていたが、アルバート・アイラーの「ゴースツ」にした。たまたま、これまで見かけたことがなかったジャケットの「ゴースツ」を見つけ、それにした。
 「ゴースツ」は、1964年に、コペンハーゲンでスタジオ録音されたものだ。
 Debutからで、一時、「ヴァイブレーション」とのタイトルで売られた。
 なんと、その「ヴァイブレーション」のLP盤を持っている。
 そのジャケットには、ARISTA FREEDOM とある。
 その後、入手したCD盤「ゴースツ」には、Debutがもとで、Freedomと表示してある。
 今回入手したLP盤「ゴースツ」のジャケットにはfreedom、そして日本では、TRIO RECORDSで発売されているとの表示がある。
 それを聞くべく、新しいレコード・プレイヤーの接続などをして、LPをかけた。
 ところが、音が悪い、雑音、低音の響きすぎ、強弱の差、管楽器の音が遠くて不鮮明・・・聞けたものではなかった。
 あれこれ、調整、接続の確認などしたが、良くならない。
 問題があるとすれば、プレーヤーかアンプ、アンプと言っても、CDやチューナーの音に異常がないから、プレーヤー関係の部分。
 電気屋で、簡単なBluetoothスピーカーを買ってきた。プレ-ヤー本体に問題があるか確認するため。
 うまく音が出た。
 そうすると、問題は、プリメイン・アンプと言うことか。
 そう言えば、今使っているのは、30年ぐらい前の購入だったか。
 何かあってもおかしくないだけの年数は経っている。
 具合が悪いと思ったレコード・プレイヤーも、アンプに原因か。
 さて、どうしたものか。
 Bluetoothスピーカー「ゴースツ」を聞いた。
 アルバム名は「ゴースト」になっている。
 収録曲は以下、日本語に訳されているところがいい。
 Side A
 1.幽霊
 2.子供たち
 3.精霊
 Side B
 1.幽霊
 2.ヴァイブレーション
 3.母親たち