ジャズ・イン・パリ

2020-09-09 | 【断想】音楽

 Jazz in Paris Chet Baker Quartet plays standards(1955 Emacy)
 チェット・ベイカー:Chet Baker(tp)
 ジェラール・グスタン:Gérard Gustin(p)
 ジミー・ボンド:Jimmy Bond(b)
 バート・ダーランダー:Bent Dahlander(ds)
 収録曲は、サマータイム(Summertime)にはじまるスタンダード・ナンバーで8曲。
 ヴォーカルなしで、若きチェット・ベイカーのみずみずしいトランペットが愉しめる。
 チェット・ベイカーなる個性・・・その個性への思いをもって、すべての演奏に耳を傾けることになる。
 はっきりした息づかいが感じられるプレイヤーである。
 ひとつのイメージが結ばれると、それに基づいて接することになる。
 そのイメージがよくないと、遠ざけてしまうことになる。
 チェット・ベイカーはいいイメージである。
 もう一度聞こうという気持ちになる。