麻薬で服役、そして出所。
ムショ帰りということで、「チェット・イズ・バック:chet is back!」。
とてもいきいきとした音色のトランペットが心地よい。
溌剌としたチェット・ベイカーに接することができる。
1962年、イタリアのミラノで録音されている。
レーベルは、RCA ITALIANA。
テナー・サックス、ギターを加えてのセクステットでの演奏。
6曲目、7曲目に、フルートが入る。
メンバーは、以下。
チェット・ベイカー(tp)
ボビー・ジャスパー(ts,fl)
アメディオ・トマシ(p)
ルネ・トーマ(g)
ペヌワ・クエルシン(b)
ダニエル・ユメール(ds)
1.Well,You Needn't:ウェル・ユー・ニードント(モンク)
2.These Foolish Things:ジーズ・フーリッシュ・スイングス
3.Barbados:バルバドス(パーカー)
4.Star Eyes:スター・アイズ
5.Over The Rainbow:オーバーー・ザ・レインボー
6.Rent Up House:レント・アップ・ハウス
7Ballata In Forma Di Blues
8.Blues In The Closet
他にボーナス・トラックで4曲(CD盤)。
ボーナス・トラックでは、エンリコ・モリオーネ楽団をバックに、チェット・ベイカーが歌う。ファンタステックなものだ。
録音はよろしくない感じ。
高齢者になってしまった
わすれものをしたようだ
じぶんの気持ちがわからない
いろいろごちゃ混ぜなんだ
好きなのか嫌いなのか
わずらわしいことは御免だ
そのままに
時だけが過ぎていく