アルベール・ルーセルの「交響曲第4番 op.53」。
「第3番」に続く新古典主義の作品とされる。
CDには、日本語の解説が付いているが、ルーセルが、何を表現しようとしているのかについては、触れていなかったように思う。
4楽章からなる曲だが、聞いていると、大気の動き、気象を感じる。
ルーセルは、海が好きだったと言うが、海水でなく、そのうえの空気を感じさせる。
凄い暴風はない。微風だけでもない。
緑におおわれた岬があって、風が吹いている。
特別の事件は起きない。
以上、わたしの勝手な連想。
フランス国立管弦楽団、シャルル・デュ指揮(ERATO)