“ドラキュラ”

2018-08-08 | 【断想】音楽
 フィリップ・グラスの「ドラキュラ」は、映画音楽として作られた。
 シーンにあわせてであろうが、26曲になっている。
 映画全編の統一的印象のためにミニマル・ミュージックはいいようだ。
 演奏は、クロノス・カルテットで、弦楽がフィット。
 楽器は、ヴァイオリン1,ヴィオラ2,チェロ1。
 NONESUCH盤。

“7つのヴェールの踊り”

2018-08-08 | 【断想】音楽
 リヒャルト・シュトラウスの歌劇「サロメ」より、一曲「7つのヴェールの踊り」。
 ヘロデ王に踊りを所望されたサロメは、「7つのヴェールの踊り」を舞う。
 それはいわば、ストリップ・ダンス。
 そして、その代償に、預言者ヨハーナンの首を求める。
 バーンスタイン指揮、フランス国立管弦楽団、PO盤。

La Mer

2018-08-08 | 【断想】音楽
 ドビュッシーの「交響詩《海》」。
 第1楽章:海の夜明けから真昼まで
 第2楽章:波のたわむれ
 第3楽章:風と海との対話
 《アンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団/LONDON》

“子供と呪文”

2018-08-08 | 【断想】音楽
 ラヴェルの歌劇「子供と呪文」。
 1925年にできあがった作品である。1幕の幻想劇。
 登場するのは、人間では、子供とその母親。
 それに、生物では猫、リス、蛙、木、トンボなど。
 あとは、椅子、柱時計、茶碗、壁の絵からの少年少女、絵本からのお姫様など。
 ストーリーは、母親にしかれた子供から始まる。
 動物や家具などをいためたり、悪戯する子供。
 動物や家具たちのしかえし・・・。
 《マゼール指揮/Orchestre National de la R.T.F./Choeurs et Maitrisede la R.T.F./歌手たち/PO盤》

“高雅にして感傷的なワルツ”Ⅱ

2018-08-08 | 【断想】音楽
 ラヴェルの「高雅にして感傷的なワルツ」をピアノ独奏で聞く。
 ラヴェルは、ワルツ(円舞曲)が好きで、ヨハン・シュトラウスが大好きだったそうだ。
 そして、ワルツを多く書いたシューベルトを敬愛し、この曲を作ったのは、そんな気持ちがあってのことだそうだ。
 サンソン・フランソワの演奏で、EMI盤。

“ダフニスとクロエ”Ⅰ

2018-08-08 | 【断想】音楽
 ラヴェルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」は、1912年に、ディアギレフの依頼により作られた作品である。
 1913年には、ストラヴィンスキーがバレエ音楽「春の祭典」を作っている。そんな時代である。
 古代ギリシアの物語をもとに作られている。
 ダフニスとクロエの恋物語だが、恋仇、海賊、パンの神が登場する。
 ダフニスやクロエ、恋仇ドルコン、ニンフの踊りなどがある。
 曲は、美しいフルートの調べではじまる。
 魅惑的なオーケストレーションを愉しめる。
 アンセルメやブーレーズ他のがあったが、CELIBIDACHEの盤で聞く。
 《SERGIU CELIBIDACHE指揮/MUNICH PHILHAMONIC ORCHESTRA/MADE IN ITALY 》