ファリャ“はかなき人生”

2018-08-05 | 【断想】音楽
 ファリャの歌劇「はかなき人生」。
 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
 スペイン国立管弦楽団
 サン・セバスチャン合唱団
 ヴィクトリア・デ・ロス・アンテラス(ソプラノ)
 ガブリエル・モレーノ(バリトン)他
 EMI盤。
 歌唱はスペイン語。
 「ああ ああ! どうせこの世はくたびれもうけさ!」・・・。
 やはり、ストーリーくらいは、あらかじめ分かってないとな。
 大好きなファリャなのにな。
 曲は、とてもいいと思っても、やはり歌劇は。

ヴァイオリンでスペインを!

2018-08-05 | 【断想】音楽
 ヴァイオリニストのヘンリック・シェリングが、クロード・マイヨールのピアノ伴奏で、スペイン、中南米系の楽曲からの抜粋で奏でる。
 ファリャの「はかなき人生」、モンポウの「歌と踊り」、ハルフテルの「ジプシー娘の踊り」、サラサーテの「アンダルシアのロマンス」・・・。
 なんともひきつけられる演奏。スペインの思いをヴァイオリンにのせて。
 PHILIPS盤。

愛と死のバラード

2018-08-05 | 【断想】音楽
 エンリコ・グラナドス(1867-1916)は、スペインのピアニストで作曲家。第1次世界大戦で死亡。
 ピアノ曲「ゴイェスカ」(全曲)をラローチャの演奏で聴く。LONDON盤。
 “恋する若者たち”第1部と2部、そして“わら人形”の全7曲。
 “わら人形”は、本来は別物だそうだが。
 「ともしびのファンダンゴ」、「愛と死(バラード)」、「エピローグ・幽霊のセレナード」、「わら人形・ゴヤ風な情景」と、どの曲もすばらしい。
 わたしたちの生にともなうささやかな喜びと悲しみ、切なさが感じられて、胸に迫るものがある。