Spirits Rejoice

2013-02-22 | 【断想】音楽
 久し振りに、アルバート・アイラーのCDを聴く。
 Spirits RejoiceやHoly Family。
 20代の俺は、なにがしかの救いをひたすら求めていた。
 それゆえに、ことさら、アイラーの音が胸にしみ込んだのだろう。
 何故、いま、アイラーを聴いたか。
 時間があるから、そして、転機にあるからだ。
 自分の心底にあるものをしっかり自覚したいと・・・。
 音楽は、わすれていたものをも呼び起こす。
 それは、楽しいこととは言えないのだが。
 だからこそ、アイラーも「楽しくやりたい」と言っているようなんだ。