火止山の臘梅

2013-02-17 | 【樹木】ETC
 長瀞の宝登山(ほどさん)。
 古くは、火止山(ほどさん)とのこと。
 これは、日本武尊の東征での出来事に発する。
 山火事に遭った折、巨きな山犬が現れて、日本武尊を救ったとか。
 この山犬とは、狼のことと言える。
 同様の言い伝えは、秩父だけではない。
 奥多摩の高尾山や御岳山にもある。
 今の季節、宝登山は、臘梅を見にくる人で賑わう。
 山頂へのロープウェイの麓駅での本日の表示。
 「西ロウバイ園は見頃、東ロウバイ園は4~5分咲き」と。
 宝登山の臘梅の本数は、東京、千葉、埼玉、神奈川のなかでは、他を圧して一番。
 寒風に頬を冷たくしながら、臘梅の花を見るのもいい。
 透明感のある花びらは、君のこころもきれいにしてくれることであろう。