銚子・角巳之・三代目

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銚子スイカ②

2022年07月15日 | 日記・エッセイ・コラム

麦と芋を作っていれば売れた時代(腹を満たすための食事)から、経済成長し(心を満たす食事)
の時代へ...。作れば売れる時代を経験してきた人々にとって、この転換は本当にしんどいこと
だったと思います。何を作れば良いか?..(熟慮の先にあるものは案外、単純なことかもしれません)

当時浅草に行って、焼きそばと言う美味しいもの食べたんだよ...。その中に変わった葉っぱが
入っていて、これ何ていうの?と聞いたらキャベツ...と。どこで作ってるの?と聞いたら、愛知
とか神奈川...しかも海に面した半島沿い...。あれこれって銚子も同じじゃない...。(大先輩談)

その後、キャベツは“産地化”し、銚子を代表する作物となった訳ですが、それから50年以上が
経過し今現在...。このキャベツに変わる作物はないか?...、あちらこちらで聞こえて参ります。
再び大先輩登場..。銚子の農産物の歴史は挑戦の歴史。たまたま50年キャベツに助けられた...。

キャベツ苦しいどうしようと嘆く暇が有ったら新たな挑戦を。年の差・30年(要するに80代)
挑戦し続けた大先輩の言葉は重いです。そしてスイカも様々な物語あり縞王(しまおう:写真の
ような典型的な模様)西瓜を産地化し、大きな発展を遂げる...(続きは次回に)