銚子・角巳之・三代目

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悪の凡庸さ。ということについて③

2022年07月06日 | 日記・エッセイ・コラム

この話題、この辺に致しますが...。この“悪の凡庸さ”と言うこと、恐ろしいのは私自身も
何かのキッカケで、あちら側に行ってしまうかもしれないという事であり、親しい仲間が
いつ何時、そうなるか分からない...ということであります。

歴史上最悪の虐殺を引き起こしたあの出来事...。それを実行した人々が後に法廷で証言した
こと...。上からの命令に従っただけだ...。このこと、歴史の本か何かに出てくる遠い話では
なく、身近で良く見聞きする光景...。私は所詮〇〇なんで...とても嫌な響きです...。

人と人が暮らしている社会です。当然のことながら軋轢を生じたり、利害が相反したりし
ます。力づくで従わせても、後に反動があることを理解している賢明な方々なら、その溝を
埋めるべく最適な方法を考えたり、対話をしようと試みるはず...。

〇〇さんに一任、満場一致、全く異議無し...等々、この状態、すでに組織が思考停止状態に
なっていると疑うべきかもしれません。今回悪の凡庸さということについて少し考えて見ま
した...。時代の変わり目を認識しております。故に心に強く留めておくべき言葉と思います。