銚子・角巳之・三代目

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悪の凡庸さ。ということについて②

2022年07月05日 | 日記・エッセイ・コラム

善良な市民が、かくも冷酷非道な振る舞いをするのは何故か?ということですが...。これは
歴史を振り返るまでもなく、今も目の前で繰り広げられている話...。悪の歯車に組み込まれて
しまえば、人は本当に...簡単にダークサイドに落ちてしまうようです。

悪事を働くのは悪い人...。極悪人であり、あるいは怪物、悪魔的な人...ではなく、普通の、
あまりにも普通の、普段は善良な一市民...。会社の常識、社会の非常識なる例えがありました。
これをすると犯罪ですよ...と冷静な頭では分かっていても、会社の命令だ。仕方ない...。

交差点では良く“訓練された無能”という表現が出ます。例え不適切であればご容赦願いたい
のですが、優秀な人ほど組織に染まりやすく、染まり続ける(訓練される)と、無能になる
要するに“思考停止状態”に陥る傾向が強いそうです。会社の命令だ、逆らえない...。

思考が停止してしまっている訳ですし、あるのはただ命令に逆らった場合の恐怖感...。職を
失う(無収入になる、居場所を失う...等々)こんな強迫観念が人を冷酷非道な振る舞いに
駆り立てる...本当にゾッとする話です(続きは次回に)