毎年旧暦の6月15日に開催される大潮祭り、今年は7月13日でありました...が、新型コロナ
の感染拡大を受けて、今年も神事は関係者のみで執り行われたそうです...。関連の神社も同様に
神事のみ...。盛大なお神輿や屋台などお祭りの風物詩はほぼ中止か、大幅に規模縮小...。
これも時節柄。長い歴史を持つ大潮祭り...。こんな年もあろうかと、そんな気構え(無常である)
が必要であることを神様は教えてくれているのだと思います。過去においても震災、戦争、実に
様々な難儀の中、その都度立ち上がって来た銚子の水産業...。根底にあるのは“畏れ”...。
歴史の証人として、溺死者1000人と言われる先人塚があり、15年くらいに一度起こる、
魚種交代と言われる現象(まさに今のサンマのこと)あり...。先のことは全く分からず、命の保証
すらない水産業者にとっては、神を畏れ、敬うことで無常と言うことを受け入れているのだ...と。
同時期に開催予定であった“浅間様”も神事のみで、屋台やイベント事は中止...。飲食店の方々も
お祭り時期は地域内消費爆発期であるため落胆は大きいですが、代わりに若い世代がネット等で
中止分をカバーしている様子を見て、逞しさ、お互い様、これが地域...。そう感じた次第です...。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます