銚子・角巳之・三代目

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連載555回!

2007年06月15日 | ブログ

Img_1042 実は昨日、連載555日を迎えておりました。50回(日)を一区切りに、来し方、行く末を考える....。こんな柄にもない事を思いながら続けて参りました。気が付いたら100回を越え、200回を越え、1年(365回)を越え、500回が過ぎ、昨日555日目。555(ゴー、ゴー、ゴー)、語呂が良いです。ただそれだけなんですが...。昨日は全国直売所研究会さんの総会が成田で開催されており、私も参加させて頂いておりました。いずれ詳しく掲載させて頂きます。さて555回。内容はともかく、継続すると何か“変化”が起こってくるものです。すっかり生活の一部になって、500回を越えていたことすら忘れるほどブログ更新が自然になっている。という些細な事から、読者の方々がかなり増えて、ご意見等が多くなり、ハッとしたり、励みになったり....、この辺の感覚は書き続けてみないと分からない。本当に感謝、感謝です。仲間から、まあ良く続くもんだわな~。と皮肉とも励ましともつかない感想を頂いておりますが、本人いたってマイペース。今後とも宜しくお願い致します。


キンキ蒲鉾

2007年06月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1082 もう先々週の話になりますが....。同級生のマグロ卸・二代目より、千葉の市場で面白いもの見付けた。持ってってやるから心して食え。と蒲鉾屋三代目(修行中?)の私に持って来たモノは“蒲鉾”でした。う~ん、どう理解したものか?と思案しましたが....。花筏のメンバーと一緒に食べました。けなしてやろうと手ぐすね引いて食べましたが、感想は....美味い、物凄く美味い。です。これ1本2000円するそうです。値段じゃねえよな。と言ってはみたものの、値段だけの事はあるね~。と一同納得。日頃の強気は何処に行ったんだ....。という次第でありました。キンキはもはや高級魚。銚子のスーパーでも、手の平サイズが1尾2000円以上で売られております。しかも写真のものは北海道の釣りモノ。更に高級品です。キンキですが、昔は銚子でも蒲鉾にしていたと浜の大先輩方から聞きましたが...。キンキ蒲鉾と言っても、表示を見るとタラ・キンキの順番。タラでベースを作ってキンキを配合しているようですが、本当に美味かった。純粋に親切心で持ってきてくれた同級生に、嫌味か?とちょっと考えてしまった自分が恥ずかしいです...。H君ありがとう。勉強になりました。それから蒲鉾が入った木の入れ物。私、これ釣りのエサ入れに丁度いい。と言ったら周囲から大ブーイングでありました。全く粋じゃねえ。と。これに花を活けるんですよ....(花筏の主催者談)食べ物も芸術も、私まだまだ勉強不足のようであります。


牛乳に相談だ!

2007年06月13日 | イベントに参加

Img_1111 Img_1107 牛乳に相談だ。TVCMなどでお馴染みのフレーズ...。これまたグリーブさんでのひとコマ。イベントで搾乳体験しておりました。千葉県酪農農業協同組合さんが所有する搾乳体験車。千葉は以外に知られておりませんが、酪農の発祥地なんです(館山市周辺です)。写真のホルスタインは600㎏前後でしょうか。この牛さんが1頭で年間8~10㌧もの牛乳を出すんです。聞くところによると最近は牛乳離れが加速度的に進んでいるらしい。スーパー等では特売の目玉になっているし、1㍑100円なんて値段になると、もはや水より安い。この牛さんの目を直視できません...。怒っているように見えます...。牛乳という商品の歩んできた道を振り返ると、まさに食と生産(農業・畜産業・水産業・酪農業....)の距離の乖離。という事を考えざるを得ません。牛乳は牛が出す乳のことです(当たり前ですが)。牛が乳を出すには妊娠~出産を経なければなりません(これも当たり前)、生まれる子牛の半分は乳を出さないオスです(どこに行くんでしょう?)....。しかも牛乳の“評価”というのは乳脂肪分一辺倒だったりする。乳脂肪分が高い牛乳は良い牛乳だ(本当か?)....。評価のモノサシが1つしかないと、問題が沢山出てくるものです。人間の評価と同じかと。この辺はいずれ改めて掲載したいと思います。私が出すお乳が100円かよ~。人間ども良~く考えろ。牛さんはそう言っておりました...。さあ牛乳に相談だ....です。


創業祭に行ってきました

2007年06月12日 | イベントに参加

Img_1118 Img_1100 既報の通り、先週末は印旛・グリーブさんの創業祭に行って参りました。予想通り、やはりここでは何が起こるか分からない。豚の丸焼き、牛の搾乳体験などに加え、定番の?“ザリガニ釣り”....。きっとこのザリガニ、打ち上げで誰かの胃袋の中に入ったんだろうな?と思いつつ....(昨年6月のエクルビス参照下さい)本当に楽しいです。楽しいと言えば、写真右、鎮守の森のクイズラリーなんてのもやってました。隣接した敷地内に写真のようなクイズが4問。例えば問いの②、普段食べているタマネギとは、どの部分を指すか?と言う事なんですが、皆さん分かりますか?因みに私は分からなくて、生産者の方に聞いたら答えは“(3)葉”なんだそうです。学校の試験にはまず出ないでしょうが、こういうのを小さい頃から知っていると、食べ物に対する大きな興味付けとなり、将来賢い消費者になっていく事と思います。ザリガニ釣りなど、3時間近く粘っていたお子さん方も。やはり楽しいんです。楽しいから時間を忘れて没頭する。楽しい、時間を忘れる、没頭する....。そして“食”、人間を人間足らしめる重要な要素であると思います。グリーブさんの魅力は生産者が直接持ち込む新鮮な野菜、果物。加工品だけに有らず。老若男女問わず、人間の五感を揺さぶる何かが有るのだと思います。妙に落ち着く空間です。


ランチ

2007年06月11日 | 銚子のうまいもの

Img_1083 会社員時代とは違い、昼ごはんは家で食べる事が多いですが、来客時など外で食べる時も有ります。お客様は銚子=魚と思ってお越しになるので、そういう場合は必然的に魚料理。で、何軒かお世話になっているところがあるのですが、その一つ。またまた、きみ野さん。マグロの漬丼に銚子港で朝揚がった中羽イワシ(真イワシの中大型)の天ぷらその他で1050円。写真では分かり難いかもしれませんが、この丼、下のご飯はギューギュー詰め。おめえの体に合わせてな...。と言う事でありましたが、周囲のお客さんも殆ど大盛りでした....。それにしてもイワシの天ぷらは美味い。マグロの漬けも美味い。美味い、美味いと調子に乗ってつい食べ過ぎる。食べ過ぎて午後の仕事に支障が出る(消化時間が必要なので).....。気を付けねばと思いながら、また同じ繰り返し。目の前に美味しいもの。煩悩は深いです。


穴場!

2007年06月10日 | 銚子の風景

Img_1064 この場所も、銚子街歩きの達人に教わりました。形部岬近くの田んぼ道を抜けるとその場所は有りました。犬吠埼から屏風ヶ浦の風景は見慣れてますが、形部岬(ぎょうぶみさき:旭市飯岡にある九十九里浜の終点(始点かも)、日本の夜景100選にも選ばれている美しい岬です)から屏風ヶ浦。とても新鮮でありました。逆転の発想と言いますか、いつも見慣れた風景は勝手にこういうものだと決め付けてしまいがちですが、見る角度を変えたり、立つ位置を変えたりすると見え方が全く違う。人も同じかと....。新鮮であると同時に、思わぬ発見もあります。実はここ、釣りの穴場でもあるようです。今の季節はアイナメ、カサゴ等根魚の他、イシモチが釣れているようです。いつもの道から一本中に入ってみる....。最短コースばかり行かず時にはあえて遠回り....。また楽しみが増えました。


創業祭!

2007年06月09日 | イベントに参加

100_0517_1 本日、明日と印旛・グリーブさん創業祭です。私は本日、写真のものを持って参加させて頂きます。GWは30分で売り切れとなってしまいご迷惑をお掛けしたので、今回は気合を入れて.....。お天気が気になりますが....。ここのイベントは毎回何が起こるか分からない。豚の丸焼きに加え、今回は生きた牛さんが参加され、搾乳体験まで出来るようです。その他イベントも沢山あるようです。では印旛でお会いしましょう。詳細は以下HP参照下さい。http://www.grebe.co.jp/


あら煮!

2007年06月08日 | 銚子のうまいもの

Img_1088_1 先日投稿を頂きました...(有り難うございます)。近くを通ったので寄ってきました。きみ野さん。そして噂の“あら煮”です。あら煮というと、もっとクズと言いますか、魚の原型を留めていないようなヤツだと思うんですが....、ここのは煮魚です。これを“あら”と呼んだら、切り身の煮魚はすべて“あら煮”になってしまいます。ちょっと気になったので、中身は何ですか?と聞いたら、いろいろ....(笑)でした。やはり。確かにいろいろです。ご一緒させて頂いた方々、結局食べきれずパックに入れて持ち帰ってました。銚子丼も美味いですが、ここにはこういう隠れた逸品が沢山有ります。否、ここだけでなく銚子の飲食店を丹念に探すと、隠れた逸品が沢山見付かります。私はイワシの天ぷら食べてみました。銚子港に朝揚がったばかり、鮮度抜群のイワシの天ぷら。これは堪りません。食べ過ぎると通風になると先輩に注意されてますが...。6月は入梅イワシと言って、銚子沖の真イワシに最も脂が乗り、1年で最も美味い季節と言われております。その他、天然の磯ガキ、カツオも潤沢に水揚げされております。旬のものを産地で食べる。いくら冷蔵流通が発達しても、この味は別格と思います。銚子には郷土料理が無いと言われていますが、別にいいじゃねえか?と思ってます。かしこまった綺麗な料理を重箱に入れて眺めるより、ドンブリに銚子で揚がった旬の刺身とか“あら煮”。中身は、いろいろ....。結構、結構です。


石切り場

2007年06月07日 | 銚子の風景

Img_1067 写真は屏風ヶ浦近くの“石切り場”、銚子でも知る人ぞ知る穴場です。実は私も知らなくて、先日、銚子街歩きの達人に案内して頂きました。こんな場所があったのか....? ちょっとした感動がありました。ここから見る夕陽は、言葉なんかで語れない。とは達人のお言葉。確かに。そうだと思います。こういう風景、さてこれは誰のものなんでしょう。我々地元の人間だけのものか?観光客の方のためか?或いはその小さな自然環境で命を繋いでいる野鳥や昆虫その他生物のもの....。こういう自然は先人からの申し送り。先人が壊してしまえば“今”に生きる我々はこういう風景に接し、心が癒されたり感動したりする事は出来なかった。と。言う事は後世に申し送る。これまた大きな責務....。豪州の干ばつとか、地球温暖化の影響とか、自然環境に関する話題が世界的に尽きる事が無い昨今、こういう風景を守ろうと言う事は単なる情緒の話ではなく、銚子だろうと、東京だろうと、ニューヨーク、パリ、ロンドンであろうと、宇宙船地球号で“今”を生きてている現代人の生き方が問われているのだと思います。....と大きな話はさておき、狭い田舎町とは言いながら、まだまだ知らないところが多いです。知らねえくせに理屈抜かしやがって....。まだまだこういうお叱りが止みそうにありません。


サワラのポアレ

2007年06月06日 | 料理に挑戦

Img_1075 ポアレとはフライパンを用いて調理する手法。今回はサワラを。厳密に言うとサワラの小型、サゴチ(シ)ですが。さて味は....、不味い訳がありません。オリーブオイル&ニンニクという黄金コンビの前では、白身魚のポアレ絶対に失敗がありません。先日、バジルを生産している方々に生バジルを頂きました。ミキサーにバジル、オリーブオイル、ニンニク、パルメザンチーズ、松の実を投入。攪拌しペースト状になったソースをこれら白身魚のポアレに掛けて見ると...。これまた食べる前から結論は分かっております。不味い訳がありません。銚子から車で30分の範囲内に魚、野菜の生産者が無数におり、物々交換しております。俺もいるぞ...と先日は畜産生産者の方々が合流....。農畜水産の生産者が一同に介し、各々の商品自慢などしながら、取り留めの無い話が続く....。いいものです。最後にちょっと昨日(コハダ)の補足を。お前の書いているものは大雑把過ぎてレシピが分からねえ~。もっと細かく書け、コハダは酢〆にした後に揚げたのか?小骨はどう処理したんだ......。と問い合わせ頂きました。お答えします。コハダは酢で〆る前、三枚に卸したものを揚げました。小骨は処理しておりません。そのままです。ただ揚げてしまうと小骨は全く気になりません。以上です。もっと視覚に訴えた方法でご紹介したいのですが、今の私のパソコンの技量ではちょっと難しい...です。想像力を働かせてご覧下さい。悪しからず....。


コハダ!

2007年06月05日 | 銚子のうまいもの

Img_1076 コハダ(コノシロ)を頂いたので、早速酢〆。この魚、出世魚のようで、一番小さい頃を新子(しんこ)、10㎝前後がコハダで、15㎝以上をコノシロと呼ぶそうです。写真は15㎝以上あったので、厳密にはコノシロと呼ぶのでしょうが、何故か“コハダ”という響きの方が美味しそうに聞こえます....。江戸前寿司の定番中の定番。コハダと言ったら酢で〆て....となりますが、それだけでは銚子前浜にいる面白味が無いので、師匠にアレンジして頂きました。コハダの塩焼きが美味しいことも分かってたので、今回はフライに。....何と...、この味、堪りませんでした。程よい脂はあるのに全くクドくない。あっさり、爽やかな後味...。こりゃ美味い。と、あっという間に無くなりました。


マックス(ペットボトル)

2007年06月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1018 以前掲載しました、千葉北東部・茨城南東部(通称:チバラギ地域)限定のマックスコーヒー。今度はペットボトルが新発売です。銚子市内のコンビニ、スーパーマーケット、自販機...、どこでも購入可能です。お越しの際は是非、話のタネに。何故か知りませんが、これ結構話題になります。関西のサンガリアコーヒーに近いかもしれない。因みに千葉テレビでは、何故か分かりませんが関西のサンテレビ系列の番組が一部放映されております。そこで見たサンガリアコーヒーのCM,衝撃的でした。1.2サンガリア、2.2サンガリア.....、国敗れてサンガリア(山河あり?).....。関西のこういう洒落っ気はかなり好きですね。そう言えば、銚子の祖先を辿るとその半数以上が関西(和歌山周辺)に行き当たります。そういうのも笑いのツボと合致する所以なのかもしれません。


動物注意

2007年06月02日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0991従来、 かもめ大橋付近から銚子市街へ入るには、狭い旧道を通らねばなりませんでした。が最近、利根川沿いにバイパスが出来て運行が非常にスムーズになりました。良く利用するのですが、そこで見つけた看板“動物注意”   この看板があると、やはり田舎....の雰囲気が出て参ります。生物多様性という言葉が盛んに叫ばれております。もはやこの事に配慮しない事業活動はおろか、社会生活・人間の生活は成り立たないとさえ言われております(ネット等で沢山の事例が出ております)首都圏の方はこの感覚が分かり難いかもしれません。その意味が分かるようになる。それだけでも田舎暮らしの大きな意義。そう思います。何せ時代の最先端ですから。


朝もや...

2007年06月01日 | 銚子の風景

Img_1009 Img_1017 真夏のような暑さかと思ったら、初春のような寒さ....。体調を崩された方も多いかと思います。海沿いの街は夏涼しく、冬暖かいと言われ、雪国の辛さや、南国の照りつけるような日差しとも無縁....。房総半島や伊豆半島は夏涼しく・冬暖かいの典型と言われております。まさに銚子がそうだと思います。恵まれすぎて、恵まれている事に気が付かない....。さて、“もや”と“きり”に付いては拙ブログにて昨年あたりに掲載したかと思いますが、こう温度差が激しい日が続くと、早朝の漁港はこんな風景になります。海上は、何も....見えない。かろうじて見えた接岸中の漁船と建造中のテトラポット。異様な光景です。ちょっと恐いような....。それにしてもこのテトラポットの大きさ。軽自動車が映ってますので比較になるかと思います。こんなのを投入しても、海が荒れたら簡単に流されてしまうのだそうです。犬吠埼の灯台が周辺船舶に濃霧を知らせるためにサイレンを鳴らす事を銚子では牛が鳴く。と言います(何故そう言うのか分かりませんが....)最近、毎日のように牛が鳴いています。