銚子・角巳之・三代目

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キンキ蒲鉾

2007年06月14日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1082 もう先々週の話になりますが....。同級生のマグロ卸・二代目より、千葉の市場で面白いもの見付けた。持ってってやるから心して食え。と蒲鉾屋三代目(修行中?)の私に持って来たモノは“蒲鉾”でした。う~ん、どう理解したものか?と思案しましたが....。花筏のメンバーと一緒に食べました。けなしてやろうと手ぐすね引いて食べましたが、感想は....美味い、物凄く美味い。です。これ1本2000円するそうです。値段じゃねえよな。と言ってはみたものの、値段だけの事はあるね~。と一同納得。日頃の強気は何処に行ったんだ....。という次第でありました。キンキはもはや高級魚。銚子のスーパーでも、手の平サイズが1尾2000円以上で売られております。しかも写真のものは北海道の釣りモノ。更に高級品です。キンキですが、昔は銚子でも蒲鉾にしていたと浜の大先輩方から聞きましたが...。キンキ蒲鉾と言っても、表示を見るとタラ・キンキの順番。タラでベースを作ってキンキを配合しているようですが、本当に美味かった。純粋に親切心で持ってきてくれた同級生に、嫌味か?とちょっと考えてしまった自分が恥ずかしいです...。H君ありがとう。勉強になりました。それから蒲鉾が入った木の入れ物。私、これ釣りのエサ入れに丁度いい。と言ったら周囲から大ブーイングでありました。全く粋じゃねえ。と。これに花を活けるんですよ....(花筏の主催者談)食べ物も芸術も、私まだまだ勉強不足のようであります。