銚子・角巳之・三代目

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NON-GMO-②

2007年06月21日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1041 遺伝子組み換え作物なんてのを語るに私は専門家でもないし、得ている知識は新聞、雑誌、TVの類。数年前まで畜産担当者だったので、一般の方に比べれば少々知識があるかも。という程度。ここまで、あくまでも机上の知識レベルの話。銚子に戻って今までの背広着て運動不足の状況から180度世界が変わり、日々肉体労働の毎日。知人の農家も多く、土に親しむなんて時間が相当増えました。さて先日、知人の畑の雑草取りをしておりました。一反(約300坪でしょうか)のほぼ無農薬の畑。てんとう虫なんかが居て、童心に帰ったのは束の間、日頃鍛え直しているし、何だ300坪くらいと思ったところで、体はいう事を聞かず....。仲間と意地でやりましたが、我々はこの一回のみの話。プロ(農家の方々)はこれをず---と。体で現実を思い知らされました。この状態で、食べる方々から農薬使ったら(作物を)買ってやんねえよ。と言われたら、雑草に強い遺伝子組み換え使うか...?こうなるかも。農作物も畜産物も水産物も、生産と消費の距離が離れた事が問題だと言われています。魚がフィレで泳いでいる、キャベツは木から獲れる、牛乳は清涼飲料水と同じく工場で作る....。別に現状は生産現場を知らなくたって、どこでも食べ物は溢れているし、今すぐ困る訳でなし。作る側も、もうこれ以上バカな要求突き付けられたら生産なんかやってられっか....。こうなります。生産と消費の距離が開いたことの弊害。象徴的な事は生産~消費に至るコミュニケーションの欠如かと。相互に理解できない(しようとしない、話さない、話す場が無い.....)。これは本当に不幸な事だと思います。続きは明日。