１月６日（土）大安、銚子港にて漕出式が執り行われました。ここ数年この時期に掲載させて
頂いております。銚子市漁協所属船（県外船も何隻かいたような気がしましたが）が大漁旗を
掲げ、銚子半島を一周し海の守り神・川口神社に海上より参詣し安全と豊漁を祈願...。
新聞発表等によると、昨年の銚子港の水揚げ量は１８万㌧超で前年に比べて５万㌧近く減少も
金額ベースでは５０億円以上も前年を上回っているとのこと。それだけ魚価が上がっている
証左であり、魚市場にて売る側・買う側...立ち位置によって悲喜こもごもであります...。
水揚げ量は１２年連続で日本一だったようですが、今年はその座を釧路港に明け渡し...。釧路
は３２年ぶりに首位に返り咲きと記事にありました。すでに水揚げ量“だけ”を論じていれば良い
状況でないことは衆目の一致するところ...。これから問われるのは質。価格ではなく価値...。
私が小学生の時（４０年以上前です）、水揚げ１位は釧路（その後１３年連続）、２位は八戸
そして３位が銚子でした。全国総水揚げが１，０００万㌧あった昭和の時代から、令和の現在
は約４００万㌧...。漁業（に限らずですが）...、大転換期に差し掛かっているようです...。