5,000㌧超の水揚げ時、魚を満載した“のべ500台”のトラックが銚子市内の道路を行き
交う...。プロの運転手さん達で運転技術は卓越しておりますが、それでもトラックから魚や
海水が道路に落ちる...。厳密に言えば問題なのでしょうがこれは不可抗力でしょう。
漁業・水産業に関係ない一般市民からしたら問題だ!となるかもしれませんが、銚子の地場
産業であります水産業は...。(私の知る限り)汚いな~とお小言を言われることは良くあり
ますが、それ以上には...。これ一般市民を含めて魚の街の連携プレーと言うことで...。
所要有って5,000㌧水揚げのまさに最盛時に漁港におりました。事務所に帰ってきたら
車のタイヤ(その周辺)にはおびただしい数の“ウロコ”...。これは実に厄介で乾燥してくると
取れなくなるので水分を含んでいるうちに念入りに洗車...(それでも完全には除去できず)
全国有数の水揚げを“売り”にしている街であります。水揚げ後もおびただしい人の関与があり、
ウロコ被害(?)等を考えれば一般市民まで。水揚げ統計だけでは決して見えない現場の姿
であり、まさに漁業・水産業は絶え間ない地域の総合力と思う次第であります。