銚子・角巳之・三代目

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5,000㌧超...③

2024年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

新聞発表等によると、銚子港の23年水揚げ量は18万8,965㌧。前年比約20%減。数量
ベースで見ると約5万㌧減。水揚げ量が20万㌧を割り込んだのは2002年以来。21年ぶり
だそうです。他方、金額ベースでは19%増の272億8,103万円(前年比約50億円増)

水揚げが大幅に減少して、魚価は大幅増...。立ち位置によって悲喜こもごもと新年に掲載した
所以であります。18日の5,000㌧超水揚げ時は、平均単価108円/kgだったとのこと。
単価は昨年並みも、一昨年同月は47円であったことを鑑みると倍以上の跳ね上がり...であります。

一般的に言って、売れなければ仕入れられない...のですが、状況を見ていると実需に対応しての
魚価高ではなく、“魚が無い”(仕事が無くなるかもしれない)という心理的な圧力によるものでは
ないかと言う見方が多いです。すべからく無常(常無し)でありますが様相は大きく変化...。

かつて(10年以上前ですが)イワシやサバの水揚げ後の選別作業員を行っていたことがあります。
当時は5,000㌧/日、6,000㌧/日と言う日が結構ありまして、そんな日は水産会社の
みなさんほぼ徹夜...でしたが。この風景も変わってきたように感じています(続きは次回に)