銚子・角巳之・三代目

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5,000㌧超...④

2024年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

10年ほど前まで、1日5,000超の水揚げありますと銚子の水産会社さんはほぼ徹夜...。
これだけの数量になると殆どが冷凍保管となります。鮮魚でも出荷しておりますが数千㌧
規模で中央市場に出荷したら供給超過で相場暴落。産地・消費地共に良いことありません...。

何よりも捌ききれないだろうと思います。捌ききれない⇒廃棄。貴重な資源を...であります。
と言うことで冷凍保管。これを早く、丁寧に...これが原料の価値を左右します。残業になって
しまうので明日やりましょう...ではダメなのです。故に何時になっても始末するまで...。

私もかつて何度か経験しました。始末が終わり工場の外へ出たら朝日が上がっていた...。他所
を見ても多くの工場が朝方まで、工場の灯りが消えることはありませんでした。しかしながら
最近は消えるのが早い...。聞くところ地域内の工場のいつくかで機械化が進んでいるようで...。

かつてはどの工場もほぼ同じ作業(手作業)。ここ数年で工場間の格差が広がり、進んでいる
ところは機械化が進み、処理能力も1工場1日あたり1,000㌧を越えるとか。5,000㌧
揚がっても理屈上5つの工場で...。10年ひと昔、地域内(水産業)の姿も変わって参りました。