銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

年頭にあたり③

2024年01月12日 | 日記・エッセイ・コラム

トランスフォーメーションと言う言葉が躍っておりました。トランス...、ただの変化ではなく
構造を大きく変えてしまうような変化。ルールが突然変わる...などに留まらず、形そのものが
変わる、行動が変わる、考え方が変わる...。そして生き方が変わってくる..かもしれません。

水産加工業を行っていたが、前浜の水揚げが大幅に減少し、かつ単価が数倍に跳ね上がった。
原料価格を売価に転嫁出来たけれど末端価格が上がってお客さん離れ...。売れなくなった。
従業員はいる。大型の設備もある...。誰かのせいに出来ているうちは良いですが....。

不測の事態に備え常日頃から備えているところはまだ余力があるでしょうが、中小零細企業
でそれが出来る会社はどのくらいあるでしょう。日本の場合、この中小零細企業が殆どを
占める...。綺麗ごとは言っていられず、“生きる”という一点において変化(せざるを得ない)

表現がいささか過激かもしれませんが、生きるか死ぬかと言う状況の方々に、綺麗ごとを
言ったところでまるで届かない。これが壁、分断化の正体かもしれない...。年頭所感等を
眺めながら、これからますます“個”の生き方が問われる時代であると認識しております...。