ここ数年、元旦は友人たちの墓参りに行くことが恒例行事となっておりました。ただ墓参りに
行くだけで、初詣等も特に行っておりませんでしたが、今年は辰年でありしかも今年の元旦は
非常に日が良い（一粒万倍日・天赦日）のだそうで、何か所か気の向くままに...。
まず、先輩方と時々訪れておりました石尊様（せきそんさま）へ。小畑（こばたけ）の池に
あります。この写真の裏側が石尊様なのですが、非常に霊気が強いところでカメラを向ける
のが憚られました。神奈川県にあります大山・阿夫利神社を勧請されたと縁起にありました。
無人の祠ながらいつも綺麗にしてあり、誰が掃除しているんだろうと思っておりましたが、
本日、篤志家の方々が掃除や参拝者のお世話をしておられました。私など気が向いた時に行く
だけですが、地域信仰はこういう方々の手によって守られていると改めて感じました。
この小畑の池は、地質学的な価値も大きいのだそうですが、私にとってこの池は小・中学校
時代の遊び場の一つ。池の主（１mを越える巨大な鯉）がいるとか、龍神様に叱られるとか
畏れ...ということ、子供ながらに学んだ場であった...。今更ながらそう感じております。