銚子・角巳之・三代目

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この風景を見て...②

2024年01月20日 | 日記・エッセイ・コラム

昨年、鳥インフルエンザの被害に遭った知人養鶏家は、この風景を見て笑いながら怖いね...と。
だけど鳥が悪い訳じゃないからね...と付け加え。根っから鳥が好きな方であるし、経済動物と
して採卵鶏を飼っていて、それを生業(なりわい)にしている訳ですから...。

鳥は好きだけど、自らの生業が営めなくなる恐れがあるので怖い。また他の知人は幼少期に
鳩に突つかれて以来、それがトラウマになって鳥全般が怖く、50を過ぎても治らない...と。
怖いにも様々な立場があるものです...。どちらの怖いも、人間様の言い分だけですが...。

然らば鳥の言い分は?と言えば、言葉が発せないので分からない。鳥が言葉を...何を言ってる
のですか?となりますが、鳥が人間だとして外国の方だったら?意見を言いたいけど言えない
方だったら?...等々、多様な方々が集まる“場”にはそういう配慮が必要なことも多々あります。

恐らく鳥は生存本能から北方より越冬に来ているだけかと思います。共生、共存、多様性...、
年頭からこのような言葉に接することが多く、綺麗な言葉を語る前に各々の生存本能について
配慮を...ということ。同じ風景を見ても感じ方は人それぞれであることを理解すべし...と。