銚子・角巳之・三代目

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マトウダイ

2006年01月28日 | 銚子の魚

000_0417 この魚も今の季節の銚子港では良く見かけます。マトウダイ目マトウダイ科のマトウダイ。体の真ん中に的(まと)のようなものがあるので、的鯛(マトウダイ)フランスではサン・ピエール(高貴な名前ですね)と呼ばれ、最高級の魚と呼ばれているようです。焼いても煮ても美味しい。フランス料理ではブイヤベースに使われていると聞き、納得です。これまた素晴らしいダシが出ます。和食でも上品な味と評価は高いです。特に肝が美味しいと言われています。銚子で揚ったばかりの魚たちはすべて鮮度最高ですので、何も言わずに刺身。となりますが、魚によっては新鮮すぎて身が固く、時間が経過した方が美味しいものもあるし、反対に時間が経過したら刺身で食べられず、地元(銚子)でしか食べられないものもある。銚子で揚る魚=和食メニューと考えがちですが、探してみると和食では評価そこそこでも洋食では最高級(料理技法の違いだと思います)と呼ばれている魚が結構あります。マトウダイもその一つでしょう。いつもの網焼きを中止してオリーブオイルで焼くだけでも味が変りますし、先般のアクアパッツア(もどき)、ホウボウが無ければ一般的な白身魚で十分です。食べ方を工夫すると色々な発見があって、魚料理が楽しくなると思います。