銚子・角巳之・三代目

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青ヘラ(クロウシノシタ)

2006年01月12日 | 銚子の魚

000_0110 銚子では青ヘラと呼んでいますが、図鑑で確認するとクロウシノシタ(黒牛の舌)が正式名称のようです。銚子では青ヘラと赤ヘラがあり(淵の部分が青(黒)と赤で見分けます)赤ヘラの方が人気があると聞いていますが、私に味の差は分かりません。両方とも美味しいです。別名、舌ビラメなどとも呼ばれ、フランス料理ではムニエル等に使われているようです。私、以前は畜産の担当者と申し上げました。黒牛の舌といわれ、ピンときました。確かに似ています。牛タンの原型に。牛はもっと肉が厚いですが...。余談ながら牛の場合は根元の部分が一番柔らかく、この部分が焼肉屋さんで上タン塩ですかね。タンの先に行くほど固くなり、タンの先は焼肉では少々食べるのが辛い(固い)です。でも煮込むと美味しいです。これまた余談ですが、柔らかい=美味いという構図は如何なものかと思っています。上タン塩は確かに美味しいですが、TV等で柔らかいと、美味しいが同義語のように扱われているのをみると???と感じます。この感覚ではあるもの探し隊員は務まりませんね。さて青ヘラ。銚子では一般的で魚屋さんでもスーパーでも販売しています。皮を剥いて干物が多いようですが、新鮮で肉厚なものは刺身で食べると絶品だそうです。これが舌ビラメのムニエルの原料か?と、そのムニエルなるものを食べた事がない私も名前くらいは知っている。干物、塩焼き、刺身....、伝統的な和食も美味しいですが、もう少し洋食メニューの提案力が付いてくると本当に魚は面白いと思います。このブログでも魚の食べ方提案なども発信して行きたく思います。