銚子・角巳之・三代目

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ネズッポー

2006年01月23日 | 銚子の魚

000_0112_2 今の時期、この魚は近海小型底引きにほぼ毎回入ってきます。良く見かけますが名前が分からなかったので、また魚博士に聞きましたら、それネズだっぺよ(銚子弁で、それはネズ?ですねの意)との答え。ネズとかネツポだとか色々言う方がいましたが、聞けば聞くほど分からなくなる。素人だから、からかわれたのかも知れないと、これまた帰ってから図鑑で確認したところビックリしました。スズキ目“ネズッポー”亜目、ネズッポー科に属するメゴチの一種だと判明しました。ネズッポーのネズだったんですね。ヌメリゴチなる名前もありました。触ってみると確かにヌメリがあります。銚子の魚屋さんでは一般的で天ぷらのネタにしたり干物にしたりして販売されています。今まで名前が分かりませんでしたが、良く食べてました。処理に大変手間の掛かる魚で、小さいので食べるところが少ないのですが、味は抜群です。東京では一部、こだわりの天婦羅屋さんでしか食べる事が出来ないようです。それだけ通好み。という事でしょう。こういう魚に遭う事が出来るのも銚子港ならでは。自称:銚子あるもの探し隊員の私としましては、いずれネズッポーを探せツアーでも企画せねば。と思っております。