木曜日に伊藤さんから投稿を頂き、なんだムニエルなんてそんなに簡単なのか?と素人の私は勇んで市場に向かい、今夜さっそくチャレンジしてみようと思いましたが、あれだけ揚っていた青ヘラが昨日は殆どナシ。漁師さんに聞くと潮目(潮の流れ)が変り、揚る魚種が変った。とのこと。毎日市場に通っていると、何か法則性のようなものがある。これを感じ始めました。本日はカワハギ、ホウボウが多く、ヘラやショウサイフグが少ない。こんな日は決まって蒲鉾原料のホシザメが殆ど揚らない....。とにかく私は素人ですから毎日の変化を感じながら、何事も経験、学習を続けます。さて写真。ムニエル残念だな。と思っていましたが、漁師さんから勉強のため本日はこれを食え。と言われホウボウを頂きました。東京の寿司屋さんなどで、ホウボウはタイに匹敵と言われる高級魚(ホウボウに付いては後日改めて)です。NHKの番組でジローラモさんが、ホウボウを使ったアクアパッツアという料理はナポリのマンマの味で最高に美味い。と言ってました。グットタイミングでしたので、その料理に挑戦しました。ホウボウのウロコを取り除き、内臓を除去(頭は付けたまま)、オリーブオイルでニンニクのスライスを炒め、そこにホウボウ投入。皮目を良く焼いた後に、ムキエビ、アサリ、マッシュルーム投入。その後白ワインで酒蒸し、最後にアンチョビを少量入れて、ホールトマトを投入。味付けは塩、コショーのみ。これで美味いのか?と疑心暗鬼になりましたが、食べたら....唸りました。絶品です(煮崩れしてしまいましたが)