銚子・角巳之・三代目

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十字屋跡地

2006年01月09日 | 日記・エッセイ・コラム

000_0385 銚子駅前の十字屋さんが29年の歴史に幕を閉じたのが昨年の11月末。本日は祝日で本来なら大勢の買い物客で賑わっていたハズの駅前十字路に殆ど人が出ておりませんでした。全国的に駅前等の中心市街地は活気がなく、代わって郊外の大型ショッピングセンターを核とした商業施設に街の中心が移っておりますが、お年寄りなど郊外まで買い物に行きたくても行けない方々が多いのも事実。歩いて行ける地域密着のスーパーマーケットや、ちょっとそこまで。という感覚で行ける中心市街地の商業施設がなくなるのは不便を通り越して死活問題です。本当に。米国などではあまりにも効率を追求しすぎた出店ラッシュにより、近所の食料品店やスーパーマーケットなどが次々に無くなり、地域住民が、これは生存権の侵害だ。と裁判にまで及んでいると聞いたことがあります。米国の現状は日本の10年~20年後の姿。とこれまたどこかで聞いたことがあります。街づくり。という事についてそこに住んでいるものとして無関心ではいられませんし、まずは小さな一歩から。買い物は出来るだけ地元で(本当に微々たる金額ですが...)と思うようになって参りました。地域のスーパーマーケットや商店街は単なる小売業ではなく、地域社会のインフラそのものだと思っています。