人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

桜の女王はこれだ!

2008-04-12 21:40:04 | 競馬予想

 ようやく難産の末に阪神の金本が今日の横浜5回戦の七回に寺原から右前打を放ち、史上37人目の通算2000安打を達成した。通算2000安打は昨年9月に広島の前田が達成して以来で、阪神では山内一弘、藤田平に続く3人目。金本は広島時代、’93年8月8日のヤクルト戦で山田から初安打。プロ17年目の記録達成となった。金本は’92年に東北福祉大からドラフト4位で広島に入団し、’03年にFAで阪神に移籍。試合に出場し続ける姿から「鉄人」と呼ばれ、’06年には連続フルイニング出場の世界記録を達成、そして更新中である。凄い!そしておめでとう!

 今日の重賞を振り返る。まずは中山で行われた【ニュージーランドT】。勝ったのは横山典騎乗の6番人気サトノプログレス (牡3・国枝厩舎)。離れた好位追走から直線で抜け出すと、中団から差を詰めた5番人気エーシンフォワードに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒0。さらにアタマ差の3着には2番人気アサクサダンディが入り、1番人気のゴスホークケンは直線伸びを欠き12着に敗れている。なお、上位3頭には、【NHKマイルC】への優先出走権が与えられる。勝ったサトノプログレスはひと皮剥けたレース。元々前評判の高かった馬だが、前は外から、今回は馬込みとそのレースぶりは文句ない。馬格もあり今後が楽しみだ。2着エーシンフォワードもよく走っている。どんな条件もムラなく走るが、決め手はやや劣る。でもこういう馬がひと皮剥けたら強くなるかも・・・。3着アサクサダンディは僕が思うより強い馬だった。少し折り合いを欠いたようなレースでこの着順は正直驚いた。そう考えると【皐月賞】組のほうがこちらより上なのか・・・。4着ホッカイカンティは惜しかった。収穫のあるレースだったが、【NHKマイルC】の出走権を獲れなかったのは陣営も残念だろう。問題は惨敗した(12着)ゴスホークケン。やっぱりこの馬は気性がすべてで一筋縄ではいかなそう。今は逃げた方がいいのでは・・・。7着ダノンゴーゴーはやはり距離だろう。
 勝ったサトノプログレスは、父タイキシャトル、母トウヨウロイヤル(父ロイヤルアカデミーII)。全兄にマイケルバローズ(牡7、栗東・藤沢則雄厩舎)がいる血統。昨年10月のデビューから4戦目で初勝利。続く【若竹賞】は4着に敗れたが、前走の【3歳500万下】で2勝を挙げており、今回が重賞初挑戦だった。通算成績7戦3勝(重賞1勝)。
 鞍上の横山典は先週の【ダービー卿CT】のサイレントプライドに続く今年のJRA重賞3勝目で、通算97勝目。管理する国枝栄調教師は先々週の【日経賞】のマツリダゴッホ、先週の【ダービー卿CT】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では16勝目となった。
 一方、阪神で行われた【阪神牝馬S】は、先手を取った鮫島良太騎手騎乗の5番人気エイジアンウインズ (牝4・藤原英昭厩舎)が、直線に向いてリードを広げると、中団から追い込んだ1番人気ブルーメンブラットをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分21秒4。さらに3馬身差の3着には9番人気パーフェクトジョイが入った。僕本命のキストゥヘヴンは4着、2番人気ジョリーダンスは5着に敗れた。勝ったエイジアンウインズは芝では底を魅せておらずここも穴人気になっていたが、ここまで粘るとは驚きだった。馬体も一戦ごと大きくなり充実した感がある。またどんなレースができるのも心強い。ちょっと面白い馬の出現だ。2着と4、5着は実力馬。レース次第で着順が変わりそうだが、ここにきて2着ブルーメンブラットがひとつ抜け出したように思う。3着パーフェクトジョイは阪神と相性が余程いいのだろう。キストゥヘヴンを差し返したのは立派だ。 勝ったエイジアンウインズは、父フジキセキ、母サクラサクII(父デインヒル)という血統。’06年12月のデビューからダート戦で勝ち星を重ね、昨年秋からは芝を中心に出走。前走の【心斎橋S】を勝ってオープン入りし、今回が昇級初戦だった。通算成績10戦5勝(重賞1勝)。
 鞍上の鮫島良太騎手はアストンマーチャンで制した’06年【小倉2歳S】以来となるJRA重賞2勝目。管理する藤原英昭調教師はタスカータソルテで制した【中京記念】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では14勝目となった。

 では明日の予想。まずはクラシック第一弾【桜花賞】。僕がいちばん怖いと思っていた馬が出走取り消しとなった。これで自信を持っていく。本命は9番リトルアマポーラ。阪神1600m芝外回りはグレイソブリン系とリファール系との相性がいい。父は昨年の勝ち馬と同じアグネスタキオンで母父リファールの単勝回収率は400%以上、複勝回収率も100%を超えている。実はこの馬の優秀さは2走目。今日の【阪神牝馬S】3着のパーフェクトジョイの【逆瀬川特別】の真ん中1ハロンを除くとその差は0.2しかない。このレース、2,3着は好位の馬でそれをひと捲りしたのだから、そのレースぶりは格別。問題は前走大幅に減っていた馬体重だが、ここは狙った一戦。長浜調教師の腕の見せ所だ。相手はグレイソブリン系の10番トールポピー、昨年まで同レース2連覇中のアンカツが乗る5番オディール、本命馬と同じ母父コマンダーインチーフの17番シェランジェ。父テンビーはこのコラムで何回か書いたが、芝で買い続けると複勝回収率100%を越える種牡馬である。
 他のレースでは福島メインレース【福島民報杯】。9歳馬ゆえに好走しても人気になりづらい8番ワイルドファイアーを狙う。福島も2連対しているし、鞍上は腕っ節が強い田中剛でここは絶好の狙い目だ。
 中山からは10R【湾岸S】。本命は8番ブラックシャンツェ。斬れる脚はないが、先行させたら実にしぶといレースを魅せる。今日の中山を見る限り、先行馬が割合残っていたし、鞍上は藤田。長浜厩舎の【桜花賞】前祝だ!

 今日の僕の競馬は6レース中4レースが的中していた。しかし外れたのが重賞2レースだから情けない。どうも最近はこのこのようなパターンが続いている。明日はなんとかこのジンクスを破って【桜花賞】だけは的中させたいものだ。幸四郎、兄の分まで頑張れ!!!

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