人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

五輪代表悲喜交々

2008-04-06 21:14:58 | 競馬回顧

 井上康生、谷亮子、棟田康幸、鈴木桂治らが今日北京を賭けて『全日本選抜柔道体重別選手権大会』が行われている。昨日は五輪3連覇の野村忠宏が油断から敗れ去った。これで五輪出場に赤信号が点っているが、果たしてどうなるだろうか。多分このコラムを書いているうちに発表されると思うので後ほど・・・。

 で、その間に今日の重賞を振り返る。まずは阪神で行われた【大阪杯】。勝ったのは、アンカツ騎乗の1番人気ダイワスカーレット (牝4・松田国厩舎)。道中先手を取ると直線では後続の追撃を振り切り、7番人気エイシンデピュティに3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分58秒7。さらに1/2馬身差の3着に4番人気アサクサキングスが入り、3番人気ドリームパスポートは4着、2番人気メイショウサムソンは6着に敗れた。勝ったダイワスカーレットはやはり強かった!直線に入り僕本命のアサクサキングスが並びかけたが、そこからムチが1~2発入ると楽に突き放した。多分、今2000mならこの馬がいちばん強いだろう。そう思えるほどの走りだった、アッパレ! 今後はどこの行くのかはまだわからないが【天皇賞・春】以外は視界良好だろう。2着エイシンデピュティはいつも一線級にはちょっと足らずだったのだが、今回は最後までしぶとく伸びた。今走りができるなら、【安田記念】でも良い走りができるかもしれない。3着アサクサキングスはスカーレットに真っ向勝負を挑んだが、追い負けてしまった。ただ少し馬体は太く、59㌔なら悲観しなくていいだろう。【春天】が楽しみだ(僕は本命にしないが・・・)。4着ドリームパスポートは伸びているものの、以前の鬼脚が見られなかった。今のところ転厩が仇になっているようだ。6着メイショウサムソンは不甲斐ない敗戦。正直原因はわからないが、今日の走りは次走で一変するような走りではなかった。前途多難!? 
 勝ったダイワスカーレットは父アグネスタキオン、母はスカーレットブーケ(父NT)という血統。半兄にダイワメジャー(父SS)、半姉にダイワルージュ(父SS)がいる。昨年の【桜花賞】でウオッカを完封し、GⅠの舞台で重賞初制覇。続く【オークス】は熱発で回避したが、秋は【ローズS】、【秋華賞】、【エリザベス女王杯】と3連勝。【有馬記念】でも2着に入り、JRA賞最優秀3歳牝馬に選ばれた。今年は【フェブラリーS】からドバイ遠征を予定していたが、【フェブラリーS】直前に右目を負傷。予定を変更し、このレースで今年初戦を迎えていた。この勝利は自身にとって初の牡馬混合重賞制覇となった。通算成績10戦7勝(重賞5勝)。 鞍上のアンカツは【京都記念】アドマイヤオーラに続くJRA重賞制覇で今年5勝目、通算59勝目。管理する松田国英調教師はダイワスカーレットで制した昨年の【エリザベス女王】杯以来となるJRA重賞制覇で、通算46勝目となった。なお、このレースを牝馬が制したのは’98年エアグルーヴ以来10年ぶり。勝ちタイムの1分58秒7は’01年にトーホウドリームが記録した1分58秒4に続くレース史上2番目の好タイムであった。
 中山競馬場で行われた【ダービー卿CT】は、横山典騎乗の4番人気サイレントブライト (牡5・国枝厩舎)が、レース序盤から先手を取ると、直線に向いてもしぶとく踏ん張り、9番人気ドラゴンウェルズをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分34秒2。さらに3/4馬身差の3着には16番人気ダンスフォーウィンが入り、僕が本命に推した1番人気マルカシェンクはスタートで立ち遅れて8着に終わっている。今回のこのレースは展開が全てであった。1000m59.6秒のスローペース。これでは後ろから行く馬はお呼びではなかった。横山典の好判断。アッパレ! 2着ドラゴンウェルズはやはりマイルの方がいいのだろう。惜しいレースであったが、ただ勝つまでのインパクトはなかった。“好走常連馬”という感じの馬である。3着ダンスフォーウィンの積極策は見所があった。今のように時計がかかる馬場も良かったのだろうが、こんなレースができるなら重賞でも好走できそう。オーシャンエイプス、マルカシャンクはスタートでの立ち遅れがすべて。2頭で大外を追い上げてきたが、今日のレースでは無理なレースぶりだった。それにしても福永は2週連続で出遅れ。馬券を買っている身としてはいちばんガッカリするレースである。猛省せよ!
 勝ったサイレントプライドは、父フレンチデピュティ、母がサイレントプレアー(父SS)。半兄にスズノマーチ(父ティンバーカントリー)、全弟にトーセンマーチ(牡4、栗東・小崎憲厩舎)がいる血統。’05年7月のデビューから2戦目で初勝利を挙げると、その後もマイル戦で勝ち星を重ね、’07年【アクアマリンS】を勝ってオープン入り。これまで重賞では3度の1番人気に推されるも、’07年【新潟大賞典】2着、’07年【エプソムC】3着など惜敗が続いており、今回が念願の重賞初勝利となった。通算成績16戦7勝(重賞1勝)。
 鞍上の横山典は【中山記念】のカンパニーに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算96勝目。管理する国枝調教師は先週の【日経賞】のマツリダゴッホに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では15勝目となった。

  冒頭の北京五輪の柔道代表が決まった。男子の100㌔超級と78㌔級は全日本選手権後に決まるが、他の階級は決まった。驚きは60㌔級で五輪4連覇を目指した野村が落選し平岡が選ばれたことと、逆に女子48㌔で完璧に山岸に負けた谷が選ばれたことだ。五輪の度にあらゆるスポーツでよく討論となるが、この柔道も選考が分かりにくい。僕はやっぱり一発勝負がいいと思うのだが・・・皆さんどう思います?

 来週は【桜花賞】だが、今のところ僕は本命を3頭に絞っている。ただ残念ながら大穴馬ではない。 

コメント
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