人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

大事件だ!

2019-06-15 21:00:28 | Weblog

 とんでもない大アクシデントだ。今日と明日の中央競馬(東京、阪神、函館競馬場)に出走を予定していた馬のなかに、禁止薬物を含んだ飼料添加物(サプリメント)を摂取した可能性のある馬が存在することが分かり、JRA日本中央競馬会は今日の朝、今日の72頭、明日の84頭、計156頭を競走から除外すると発表した。レースは予定どおりに開催されるが、事態は混迷を極めている。

当該の飼料添加物は、エサに混ぜてカルシウムを補給するための「グリーンカル」。禁止薬物の「テオブロミン」が含まれていたことが判明したが、テオブロミンは興奮作用、気管支拡張作用、利尿作用などを持ち、チョコレートやカカオに含まれていることでも知られている。このグリーンカルを摂取している厩舎の所属馬については、薬品の影響下にある可能性が否定できないことから、競馬施行規程に則って競走から除外することが決まった。グリーンカルは従来から広く使用されているもので、禁止薬物が含まれていない旨の説明が付されていただけに、「まさか…」と関係者のショックは計り知れない。
 多数の競走除外馬が出たなか、特に大きな影響を受けたのが、明日行われる【函館スプリントS】だ。13頭が出走を予定していて枠順も確定していたが、シュウジ、ダノンスマッシュ、タマモブリリアン、トウショウピスト、ライトオンキュー、リナーテと一挙に6頭が競走除外、7頭立てとなってしまった。1番人気候補となっていたダノンスマッシュを管理する安田隆行調教師は函館競馬場で本紙の取材に応じ、「昨夜の10時半に連絡を受けました。グリーンカルは昨年函館で使って効果があったので、今年も使っていたんですが…」と沈痛な面持ち。「順調に追い切って良くなっていると聞いていたので本当に残念。馬主さんと連絡も取れていないので、今後についてはまったくの白紙です」と肩を落としていた。タマモブリリアンの南井克巳調教師は、「昨夜に連絡をもらってからまったく寝ていません」と憔悴し切っていた。
 JRAは今週末の開催を予定どおりに行うことにしたが、「公正競馬といえるのか」「除外馬の補償問題はどうなるのか」「禁止薬物となるとイメージダウンにつながる」など、厩舎関係者から困惑の声が相次いであがっている。来週行なわれる【宝塚記念】出走馬が数日間のうちにクリーンになるとも限らない。ひょっとしたら・・・。暫く混迷は避けられないだろう。ちなみに僕の一口馬ナイルデルタは明日の函館10Rに無事出走する。良かった~!

競馬ニュースをもうひとつ。今日の阪神6Rでメロディーレーン(岩田望来騎乗)は、馬体重340㌔で出走して1着となり、JRA最少体重優勝の記録を更新した。これまでの最少体重優勝は、ジャンヌダルクが1972年9月2日(土)(第3回小倉競馬第3日2R)で記録した350㌔だった。

 明日の予想。まずは東京メイン【ユニコーンS】は6番デアフルーグ.前走で連勝がストップしたが、負けて強しの内容。まだまだ上を目指せる馬、ここは自身の本命。相手は1,3,8,11,13,14番。阪神11R【米子S】は5番オールフォーラヴ。調整の仕方が実を結んだ前走、今回も同じような調整。馬も充実してkたし、オープンでもこのメンバーなら・・・。相手は1,2,4,6,10,11番。函館メイン【函館スプリングS】は少頭数で少しつまらなくなったが、13番タワーオブロンドン本命。レーンがこの馬に乗りに函館へ。馬も最近掛かり気味で1200mもいい方向に向く。相手は2,10,11番。

 なんか今回の事件は後味が悪い。飼料を売っていたのはJRA関連会社だという。馬主、騎手、厩舎、そして馬にファン、全てが被害者。JRAはきちんとした対応をしてほしい!

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