人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

JCは予想通りムーア!天晴れ!

2022-11-27 17:59:30 | Weblog

 まずは駅伝。《クイーンズ駅伝in宮城》資生堂が大会新記録となる2時間12分28秒16年ぶり2度目の優勝を飾った。前回初優勝を飾った積水化学が2位。2区の卜部蘭、3区で新谷仁美が区間賞を獲得するなど上位争いで強さを見せたが、連覇はならなかった。3位にはJP日本郵政グループ。2区・太田琴菜が区間賞。3区・廣中璃梨佳は新谷の区間賞に1秒届かなかった。エディオンが29回目の挑戦で初のシード権獲得となる4位と健闘。1区で東京五輪&オレゴン世界選手権代表の萩谷楓、6区の細田あいが区間2位の快走、室内5000m日本記録保持者の矢田みくにがアンカーでフィニッシュした。ダイハツが前回同様5位。田中希実が1区を務めた豊田自動織機が6位に食い込んだ。パナソニックが7位。シード権ボーダーの8位には最終区間で逆転した第一生命グループが5年ぶりに入ってクイーンズ8に返り咲いた。5秒差で九電工が悔しい9位。至近9年で8度の入賞を誇っていたヤマダホールディングスが12位で予選会へ。名門・天満屋が13位、古豪・三井住友海上が14位と苦戦した。資生堂は文句なしの勝利。今年はワコールから東京五輪マラソン8位の一山麻緒と監督だった永山氏(僕の小学校の先輩)がコーチとして加入しチーム全体が充実。資生堂時代の始まりかもしれない。

《大相撲九州場所千秋楽》は西前頭9枚目の阿炎が、12勝で並んだ東前頭筆頭の高安、東の大関貴景勝との三つどもえの優勝決定戦を制して、初優勝を果たした。ともえ戦は、1994年春場所以来28年ぶりだった。阿炎は、千秋楽の本割で単独トップに立っていた高安を破って12勝で並び、ともえ戦では高安、隆景勝を相次いで破り制した。これで3場所連続平幕優勝となり、優勝制度が確立した明治42(1909)年以降では初めてのこととなった。阿炎はコロナ禍の令和2年の《名古屋場所》中、日本相撲協会のガイドラインに違反してキャバクラへ出入りしたことが発覚し、3場所出場停止などの処分を受け、幕下まで転落した。小結で勝ち越した7月の《名古屋場所》後に、痛めていた右肘と左足首を手術。9月の《秋場所》を全休して番付を落としたが、昨年の《九州場所》と今年1月の《初場所》で優勝争いに絡み、連続して優勝次点の12勝を挙げていた。一方で、東前頭十六枚目の照強(伊勢ケ浜)は同二枚目逸ノ城に上手投げで敗れ、初日から15連敗となった。幕内での15戦全敗は、1991年《名古屋場所》の板井以来31年ぶり5人目。照強は兵庫県出身の27歳。前頭三枚目の実績があるが、来場所の十両陥落は確実な状況となっている。

 ゴルフの話。《JLPGAツアーチャンピオンリコーカップ》最終日。今季の年間女王・山下美夢有がトータル15アンダーで首位に並んだ勝みなみをプレーオフ1ホール目で下し、今季5勝目(通算6勝目)、メジャー2勝目を果たした。山下は日本勢初となるシーズン平均ストローク『60台』を達成。また、優勝賞金3000万円を加えて、今季の獲得賞金額は2億3502万967円に。2015年のイ・ボミ(韓国)を超えて、年間の獲得賞金最高額を更新した。勝は今季3勝目、メジャー通算3勝目がかかっていたが、目前で涙をのんだ。トータル13アンダー・3位に菊地絵理香、トータル11アンダー・4位タイには西村優菜、吉田優利、渡邉彩香、イ・ミニョン(韓国)が入った。渋野日向子は7バーディ・1ボギーの「66」をマーク。トータル7アンダー・10位タイで4日間を終えた。昨年覇者の三ヶ島かなはトータル9アンダー・8位タイ。2020年大会覇者の原英莉花はトータル6アンダー・14位タイだった。今年は山下の年だった。見事の一言。本人はあまり海外挑戦には積極的ではないが、まだ若いし、是非積極的にチャレンジしてほしい。

 男子国内ツアー《カシオワールドオープン》最終日。昨季賞金王のチャン・キムが初日からの首位を守り抜く完全優勝で今季初Vを飾った。2021年11月《ダンロップフェニックス》以来のツアー通算8勝目。今日ボギーなしの10バーディ「62」をマークし、2014年《TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central》でホ・インへ(韓国)が樹立したツアー最多アンダーパー記録(28アンダー)を上回る通算32アンダーで後続に6打差をつけた。1打差2位スタートの岩崎亜久竜も「67」と伸ばしたが、トータル26アンダーでツアー初優勝には届かず2位。池田勇太が24アンダー3位、パク・サンヒョン(韓国)が23アンダー4位に入った。逆転賞金王へ残り2戦の2連勝が条件だった賞金ランキング2位の星野陸也が19アンダー8位となり、今大会12アンダー37位だった比嘉一貴の賞金王初戴冠が決まった。大会ホストプロの石川遼は5バーディ、1ダブルボギーの「69」で回り、14アンダー24位。ツアーは次週《日本シリーズJTカップ》が今季最終戦となる。何度も書くが優勝スコアが30アンダーとかなるトーナメントは本当にやめてほしい。まぁそれにしても比嘉の賞金王は天晴れ!

今日の重賞を振り返る。東京12Rで行われた【第42回ジャパンカップ】は、僕の予想通りR・ムーアの3番人気ヴェラアズール(牡5歳・渡辺薫彦厩舎)が中団の馬群追走から直線で末脚一閃し優勝。国内外の強豪が集結、今年の東京開催を締めくくる国際招待GⅠレースを制し、初のビッグタイトルを獲得した。前走の【京都大賞典】では重賞初挑戦であっさり初タイトルを獲得、勢いそのままGⅠ初挑戦Vで一気に頂点に立った。同馬の父エイシンフラッシュが4度挑戦して果たせなかった【ジャパンC】を制し、産駒初のJRA・GⅠ制覇となった。タイムは2分23秒7。3/4馬身差の2着にはシャフリヤール(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にヴェルトライゼンデ(4番人気)が入った。

勝ったヴェラアズールだが、ムーアの見事な騎乗を光ったが、最後の脚は凄かった。勝負根性、レースセンス文句なし。右回りも問題ないし、一瞬の脚も切れる。これなら【有馬記念】もチャンス十分。使ってほしいな。この馬、1600万円の募集だった。一口4万円、買いたかったなぁ。2着シャフリヤールは一番強い競馬をしているが、最後は他馬に迷惑をかけてしまった。良いレースではあった。3着ヴェルトライゼンデはも力を出し切っている。昨日も書いたが、とにかく、ムーア、C・デムーロ、レーンの騎乗は頭一つ抜けている。この3人の騎乗を観ているとルメールですら劣ってみえる。特に思ったのが、
5着ダノンベルーガの川田の騎乗。最後不利だったのは確かだが、完全に早仕掛けだった。く出られませんでした。ペースもスローで厳しい形になりました」
 ヴェラアズールは、父エイシンフラッシュ、母ヴェラブランカ(母父クロフネ)という血統。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は22戦6勝。重賞は今年の【京都大賞典】に次いで2勝目。渡辺薫彦調教師はJRA・GⅠ初勝利、R・ムーアは【ジャパンC】は2013年ジェンティルドンナに次いで2勝目となった。

 阪神12Rで行われた【第67回京阪杯】は、鮫島克駿騎手の1番人気トウシンマカオ(牡3歳・高柳瑞樹厩舎)が差し切ってV。6度目の重賞挑戦で初勝利を挙げた。タイムは1分7秒2。1馬身1/4差の2着は早め先頭の積極策に出たキルロード(10番人気)で関東馬のワンツーフィニッシュ。さらに1馬身3/4差の3着にはスマートクラージュ(4番人気)が入った。レースはキルロードが好スタートを切ったものの、大外からビアンフェが気合をつけてハナへ。その後ろに今村聖奈騎手のテイエムスパーダが続き、スマートクラージュが4番手につけた。人気のトウシンマカオはこれらを見る形で5番手の外からの競馬。キルロードが早めに前に並びかけて直線に向いたが、トウシンマカオは抜群の手応えで仕掛け、力強く差し切った。
 勝ったトウシンマカオは非常に強い内容だった。(今回のレースに向けて)美浦に1週前追い切りに乗るため行かせていただきました。今週の阪神Bコースは前が止まらない状態が続いたが、それをリカバリーできるだけのスタートダッシュ。あとは追い出しを待ちつつ、タイミングを見ながら追い出しての完勝。まだ3歳馬でスプリントに転向していい競馬。来年が楽しみだ。それにしても高柳瑞厩舎の若い馬は良く走る。2着キルロードは自分の競馬をしているが、今日は勝った馬が強かった。3着スマートクラージュも良い競馬をしている。ただ勝った馬は強かった。
 トウシンマカオは、父ビッグアーサー、母ユキノマーメイド(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬で、馬主は(株)サトー。通算成績は9戦4勝。重賞初勝利。【京阪杯】は高柳瑞樹調教師、鮫島克駿ともに初勝利となった。

来週からは餅つき競馬!
 

 

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