日本の若者は凄い!そう思うような一日だった。【平昌五輪】『フィギュアスケート・男子フリー』はショートプログラム首位の羽生結弦(23・ANA)が合計317.85点で66年ぶりの2連覇を飾り、日本勢の金メダル第1号に輝いた。同3位の宇野昌磨(20・トヨタ自動車)も合計306.90点で銀メダル、同2位の元世界王者ハビエル・フェルナンデス(26・スペイン)が合計305.24点で銅メダルとなった。同4位の金博洋(20・中国)=が4位、同17位のネーサン・チェン(18・米国)は6度の4回転ジャンプを着氷させ、5位だった。この羽生の金メダルだが、IOCが冬季五輪の記念すべき1000個目の金メダルだと発表した。尚、1個目は、24年【シャモニー大会】で、ジュートロー(米国)がスピードスケート男子500mで獲得した。94年をかけて、羽生のメダルに、歴史が刻まれた形だが、やっぱり羽生って持っていますねぇ。
もうひとりの若者は将棋の藤井聡太五段(15)。今日行われた【第11回朝日杯将棋オープン戦】で15歳6か月の史上最年少棋戦優勝を果たした準決勝で公式戦初対局となった羽生善治竜王(47)を破り、決勝でも広瀬章人八段(31)を下し、史上初の中学生棋戦優勝者になった。そして同日付で昇段規定を満たして六段に昇段した。これまでの最年少記録は「ひふみん」こと加藤一二三九段(78)が1955年に「六・五・四段戦」(現在は廃止)を制した時の15歳10か月。どこまで記録を破るのか、末恐ろしい。
今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第68回ダイヤモンドS】はス58.5㌔のトップハンデを背負った1番人気フェイムゲーム(セン8歳・宗像義忠厩舎)がC・ルメールに導かれ、2014年、15年に次ぐこのレース3勝目を挙げた。タイムは3分31秒6。フェイムゲームはハーツクライ産駒で、同産駒が3着以内に入るのは12年から7年連続。2着はリッジマン(5番人気)、3着はソールインパクト(6番人気)だった。レースはグランアルマダが逃げて、ラブラドライト、レジェンドセラー、ハッピーモンメントが続く展開。フェイムゲームは後方4番手から2周目向こう正面で外からポジションを少し上げていった。直線に入ると、レジェンドセラーが先頭へ。その後、プレストウィックがかわそうとしたが、中団につけていた馬が一斉に襲いかかり、そのうち外からグングン伸びてきたフェイムゲームが差し切り勝ちを収めた。1馬身3/4差の2着リッジマン、さらに1馬身1/4差の3着ソールインパクトも道中は中団待機組。僕が本命に推した2番人気ホウオウドリームは7着だった。
勝ったフェイムゲームは強かった。やはり長い距離は強い、感服するしかない。2着リッジマンもよく走っているが今日は相手が悪かった。3着ソールインパクトは長い距離がやはりいい。ただ今日は斤量に恵まれた感もある。7着ホウオウドリームは距離が長かった。2400m前後がいいのかもしれない。ただまだ成長する馬だ。
フェイムゲームは、父ハーツクライ、母ホールオブフェーム(母父アレミロード)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は28戦7勝(うち海外2戦0勝)。重賞は13年【京成杯】、14年【ダイヤモンドS】、【アルゼンチン共和国杯】、15年【ダイヤモンドS】、17年【目黒記念】に次いで6勝目。【ダイヤモンドS】は、宗像義忠調教師は14年、151年(ともにフェイムゲーム)に次いで3勝目。C・ルメールは07年トウカイトリックに次いで2勝目となった。
一方、京都11Rで行われた【第53回京都牝馬S】は、横山典弘騎乗の1番人気ミスパンテール(牝4歳・昆貢厩舎)が中団追走から、直線は大外を伸びて重賞連勝。タイムは1分23秒0。半馬身差の2着には後方追走から外めを追い込んだデアレガーロ(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着に馬場の真ん中を伸びたエスティタート(5番人気)が入った。
勝ったミスパンテールは前回の切れ味ではなかったがそれでもきっちり差し切った。ここでは力が上なのだろう。今後楽しみなのは2着デアレガーロ。前半折り合いを欠いての2着は立派。これから強くなりそう。3着エスティタートは早め先頭の競馬。力を出し切っている。
ミスパンテールは、父ダイワメジャー、母エールドクラージュ(母父シンボリクリスエス)という血統。北海道日高町・三城牧場の生産馬で、馬主は寺田千代乃氏。通算成績は8戦4勝。重賞は2017年【ターコイズS】に次いで2勝目。【京都牝馬S】は昆貢調教師、横山典弘ともに初優勝だった。
明日の予想。東京メイン【フェブラリーS】は16番サンライズノヴァを狙う。本格化は来年かもしれないが、上昇度と鮮度が魅力。1400mより1600mの方が良さそうだし、12番ノンコノユメには負けないと思っている。強敵は14番ゴールドドリーム、他では2,5,10,11,12,15番。京都メイン【大和S】は14番コウエイエンブレム。トップハンデで人気だが、ここは負けられない。1200mなら連をはずすことはないだろう。相手は3,7,9,10,11,15番。小倉メイン【小倉大賞典】は充実一途の13番トリオンフ。相手強化も54㌔なら十分勝負になる。相手は1,2,4,6,8,10,14番。
WIN5は京都10R3,8番→東京10R5,8,10番→小倉11R1,6,13番→京都11R14番→東京11R14,16番。
今日のゴルフは右ひざが痛くゴルフどこではなかった。競馬も同様。明日取り戻す!