まずはゴルフ 。国内女子メジャー《ワールドレディスサロンパスカップ》3日目。単独首位で出た吉田優利が1バーディ、5ボギー「76」で回り、通算イーブンパーとしてその座を守った。国内メジャー初制覇、ツアー3勝目を目指して残り18ホールに挑む。2打差の2位には2021年下部ステップアップツアーの賞金女王、リ・ハナ(韓国)。通算4オーバー3位にはともにメジャー初制覇を狙う上田桃子と小祝さくら、8番(173yd)でエースを達成した申ジエ、この日のベストスコア「69」をマークした佐久間朱莉(しゅり)の4人が並んだ 通算5オーバー7位に金澤志奈。通算6オーバー8位に鈴木愛、韓国ツアー5勝のイ・ソミ(韓国)。前年大会覇者の山下美夢有は通算8オーバー14位。前週優勝の穴井詩は青木瀬令奈、三ヶ島かならと並んで通算10オーバー20位につけた。アマチュアの馬場咲希は安田祐香、岩井千怜らとともに通算12オーバー33位。原英莉花が通算13オーバー44位。西郷真央は通算14オーバー49位で最終日に臨む。優勝争いは6オーバーまでか…。個人的にはぜひ上田にメジャー獲得してほしいのだが、これだけ厳しい設定だと申ジエが伸びてきそう。こんな厳しく面白いゴルフ、日本テレビはもう少しTV放映してほしいな。
米国女子ツアー《ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウン》2日目。(5日)オーストラリアと対戦した日本は畑岡奈紗&古江彩佳がミンジー・リー&ステファニー・キリアコウに2ダウンで敗れ、渋野日向子&笹生優花がハンナ・グリーン&サラ・ケンプに引き分けた。5年ぶりの国別対抗戦で初優勝を狙った日本チームだったが、タイに2戦2敗となった初日と合わせて0.5ptの獲得にとどまり、予選3日目を残して敗退が決まった。同組では前回大会覇者の韓国相手に2勝したタイが2日間で4ptを積み上げ、同じく準決勝進出を決めたオーストラリアと3日目の直接対決に臨む。日本は3日目に韓国と対戦する。もうひとつのグループではスウェーデンがイングランドに2勝して通算4ptとなり、予選突破が決まった。大会はマッチプレーによるチーム戦(勝ち1pt、引き分け0.5pt)。予選3日目までは4カ国ずつの2グループに分かれ、1チーム2人のフォアボール(2人が別々のボールでプレーして良い方のスコアを採用)形式の総当たり戦で争われる。予選各グループ上位2カ国が7日の決勝ラウンドに進出。グループ1位と別グループ2位が同日午前に準決勝、午後に勝利国同士で決勝戦、敗者国同士で3位決定戦を行う。準決勝以降は「シングルス2試合+フォアサム(2人で1球を交互に打つ試合形式)1試合」で行われる。日本は一時2チームともオーストラリアをリードしたが、最後はオーストラリアの粘りに屈した。まぁ今の日本の実力かも…。2日目まで観て強そうなのはタイと米国。ただオーストラリアの粘りも相当。
欧州男子ツアー《イタリアオープン》 2日目。9月の対抗戦《ライダーカップ》の開催コースで行われる大会は、ツアー初優勝を目指すマチュー・パボン(フランス)が首位をキープして決勝ラウンドに進んだ。4バーディ、3ボギーの「70」で回り、通算9アンダー。アドリアン・オタエギ(スペイン)とジュリアン・ガーリア(フランス)が2打差2位、さらに1打差でアドリアン・メロンク(ポーランド)が続いた。ライダーカップのメンバーを決める対抗戦独自のランキングで4位につけるビクトル・ペレス(フランス)がアレクサンダー・ビョーク(スウェーデン)、タピオ・プルッカネン(フィンランド)とともに5アンダー5位。 41位スタートの久常涼は5バーディ、3ボギー1ダブルボギーで連日の「71」。通算イーブンパー32位で週末を迎える。川村昌弘は4オーバー81位、比嘉一貴は8オーバー122位で予選落ちとなった。久常頑張れ!
今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた《第71回京都新聞杯》は、川田将雅とコンビを組んだ1番人気のサトノクランツ(牡・友道康夫厩舎)がゴール前で前の各馬をかわしてV。重賞初制覇を飾り、大きな賞金加算を果たした。タイムは2分14秒1。クビ差の2着はダノントルネード(2番人気)、さらにアタマ差の3着にリビアングラス(7番人気)が入った。レースは外からリビアングラスが先手を取り、ダノントルネードが2番手へ。その後ろはドットクルーとマコトヴェリーキーが続いたが、流れが落ち着いたところでマキシが最後方から一気に押し上げて先頭をうかがう位置まで進出する。人気のサトノグランツは出入りの激しい流れにも動じることなく中団からの競馬を進めた。リビアングラスとマキシが並んだまま直線に向き、さらにダノントルネードもこの争いに加わって激しい叩き合いとなったが、ゴール前で最後にこの争いを差し切ったのがサトノグランツ。測ったように前をかわし去って、【日本ダービー】に向けて大きな賞金加算を果たした。
勝ったサトノグランツは一戦ごとに力をつけている。陣営は【ダービー】を視野に入れているが、まだ本格化は先で、昨日も書いたが僕は【菊花賞】の有力候補だと思っている。2着ダノントルネードは惜しかった。向正面でマキシ、オメガリッチマンについていかなければ着差が着差だけに勝てたかも・・・。3着リビアングラスは展開の利はあったものの、このキャリアで3着粘ったのは立派。これから面白いかも・・・。
サトノグランツは、父サトノダイヤモンド、母チェリーコレクト(母父Oratorio)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は里見治氏。通算成績は5戦3勝。重賞初勝利。【京都新聞杯】は友道康夫調教師が2021年レッドジェネシスに次いで2勝目、川田将雅は15年サトノラーゼン、21年レッドジェネシスに次いで3勝目となった。
明日の予想。まずは東京メイン【NHKマイルC】。4番ショーモンで大穴狙い。はっきり言ってどこからでも狙えるレース。良馬場の末脚比べだと厳しいが、粘り強い脚で東京マイルは合いそう。前走ももっとじっくり行ったらもっと際どいレースだった。つまり10番オオバンブルマイとは差がないはず。相手は2,3,6,8,10,13,15番。新潟メイン【新潟大賞典】は12番ヤマニンサルバム。左回り専門の馬で好位抜け出しを期待する。重馬場も苦にしないし、56㌔も背負い慣れている。相手は2,6,7,10,14,15,16番。京都メイン【鞍馬S】は8番ヨシノイースター。昇級初戦となるが、ここ人気となりそうな14番エイシンポッターとも3走前アタマ差の勝負している。血統的に馬場悪化も苦にしないだろうし、鞍上もこの馬を完全に手の内に入れている。相手は4,6,7,14,15,16,17番。
今日の一口馬。サヴァリアが東京競馬1R【3歳未勝利】(1600ダート・牝馬)に出走。まずまずのスタートを切るも中団後方から。向こう正面でポジションをじわっと上げつつ直線へ向かうと、最後までジリジリ伸びてきて2着入線。管理する小島調教師は「いろいろ探り、試しながら使っているところもあるだけに、少し光が見えてきた内容になっていくらかホッとしました。東京に臨場できなかったため津村の話も聞けていないだけにあくまでも見た感想と厩務員から聞いた簡単な話がもとになるのですが、キックバック自体はそこまで気にしたわけではなかったようなのですがそれでもなかなかハミを取らなかったとのことでした。それでいて最後の最後にジリジリジリと来るのですから、この様子ならマイルだけでなく1800mくらいもこなすことができるかもしれませんね。コロッとした体型で、スタッフだけでなく騎手も短めのほうがいいかもといっていたのでなかなか延ばす方向に考えを持っていきにくかったのですが、この2戦である程度イメージが固まってきましたし、徐々に延ばしていけばもしかするともう少し長いところにも対応できるかもしれないですね。ただ、今日は相手がそこまで強くなかったのも事実です。想定段階では別の人気をしていた馬くらいしかいないというメンバー構成でした。勝った馬は確かいなかったはずで、それがポンと出てそのまま押し切ったというレースでしたから、メンバー構成が変わりちょっと強くなったりした時にどうかという問題はあります。なので、必ずしも同じようにいくとは限りませんが、着順含めて上がってきたのは事実なので、この流れを継続していけるようにしたいです。続けて使った後なので、この後については権利云々にこだわりすぎず、またジョッキーとも話をして、レース後の状態もしっかりと確認したうえでどうしていくか考えたいと思います」とのこと。なんかまだ言い訳が強いが、追い込んで2着と過去2戦より変わり身を見せてくれたのは事実。前走のように揉まれた時、そしてメンバーが強くなった時にどう対応できるかが課題になりますが、キッカケを掴むことができましたのでさらに上の着順に来てくれることを期待したい。中1週で使ったので、様子を見て次を考えるのであろうが、一気に光明が見えたと僕は思っている。明日の一口馬はパルメリータが新潟1R【3歳未勝利】(1800mダート・牝馬)に佐々木騎乗で出走予定。陣営は強気の姿勢、勝ち負けを期待する!こう一頭、ホワイトクロウが東京6R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)にダミアン・レーン騎乗で出走。体調自体は良さそうなで、鞍上はレーン。勝ち負けを期待!