任期(2年)満了に伴う日本相撲協会の理事選挙が昨日、両国国技館で投開票され、元理事長の北の湖親方(58)らが当選し、改選理事による理事会では同親方を満場一致で新理事長に互選した。
北の湖親方は弟子の大麻問題で引責辞任した’08年9月以来の理事長就任で、相撲協会トップの復帰は初めて。同親方は昨年4月、弟子が八百長に関与したとして理事も辞任していた。そのためか、北の湖親方の理事長復帰が表面化してからは相撲協会に「北の湖で大丈夫か」という批判の電話が数多く寄せられたというが僕もごもっともだと思う。
普通なら理事長はもう九重親方(千代の富士)となるのだろうが、理事の選挙でもぎりぎり当選とはあまり人望がないのかもしれない。これまで理事長は初代軍人の広瀬正徳、4代目の武蔵川親方(元前頭 出羽ノ花)を除くと横綱か大関経験者が務めてきた。今回も普通ならNO.2 である出羽海親方(鷲羽山)なのだろうが、健康上に問題があるらしく、北の湖親方に落ち着いたらしい。まぁ正直お手並み拝見といきたい。
きっとこのままだと理事長は北の湖→九重→貴乃花の路線となるのだろうが、それ以降はどうなるのだろう。横綱、大関に日本人力士がならなかったら・・・。琴奨菊、稀勢ノ里あたりは理事長という器ではなさそうだし・・・。僕が将来の理事長候補としては浅香山(魁皇)、八角(北勝海)、玉ノ井(栃東)、藤島(武双山)あたりのような気がしているがどうだろう。
ちなみに僕が一緒にゴルフに行ったことのある千賀ノ浦親方が理事になられました。とても立派な人格者ですよ。個人的には千賀ノ浦親方が理事長だったら嬉しいな。
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