中京と京都で競馬が中止になったが、【第35回全国都道府県対抗女子駅伝】が激しい雪が舞う中で京都・西京極陸上競技場発着で行われた。レースは地元・京都が2時間17分45秒で、3年ぶり16度目の優勝を決めたのだが、最後は9区のアンカー勝負となり、2位でタスキを受けた京都・筒井咲帆(20・ヤマダ電機)と猛追した岡山・小原怜(26=天満屋)の争いは面白かった。小原の昨年【名古屋ウィメンズマラソン】で魅せた魂の激走はちょっと感動ものだった。小原今年も頑張れ!それからとんでもない新星がいた。それは廣中璃梨佳(長崎商1年生)。社会人・大学生らがいる中4区4kmを11人抜きの区間賞。走りはラドクリフのような首振って個性的だが、どれだけ強くなるのだろうと期待させるものだった。是非注目したい!
ノルディックスキーの【W杯ジャンプ女子札幌大会最終日】は札幌市・宮の森ジャンプ競技場で個人第8戦が行われたが、通算50勝に王手の高梨沙羅(20・クラレ)は93m、89mの合計217.4点で4位と今季初めて表彰台を逃した。高梨でもこんあことがあるのかと驚いた結果だった。やはり彼女にも大きなプレッシャーがあったのだろう。ちなみに昨日W杯初勝利を挙げた伊藤有希(22・土屋ホーム)は葛西から貰ったヘルメットを身に付け2位に入った。
今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第57回京成杯】は田辺裕信騎乗の1番人気コマノインパルス(牡3歳・菊川正達厩舎)が重賞初制覇。道中は後方3番手追走から、直線は馬場の真ん中を伸びて後続の追撃を僅差で押さえ込んだ。タイムは2分2秒5。クビ差の2着には馬場の外めを追い込んできたガンサリュート(7番人気)、さらに半馬身遅れた3着に大外から脚を伸ばしたマイネルスフェーン(3番人気)が入った。
勝ったコマノインパルスだが、まさに横綱相撲での勝利だった。鞍上の田辺も好調で、仕掛けるタイミングも良く快勝だった。2着ガンサリュートは見事な追い上げだった。折り合いも何とかついて、気性の成長があればまだ強くなりそう。3着マイネルスフェーンは内枠、スローペースが仇になった。直線前が詰まって仕掛けが遅れてしまった。この馬僕が思っている以上に強い。僕が本命に推したベストリゾートは11着の大敗。スタートで気合をつけたら、道中はずっとかかり気味。直線では早々と手応えがなくなった。もう少し北村宏に上手く乗って欲しかったなぁ。
コマノインパルスは、父バゴ、母コマノアクラ(母父フジキセキ)という血統。北海道むかわ町・新井牧場の生産馬で、馬主は長谷川芳信氏。通算成績は3戦2勝。重賞は初勝利。【京成杯】は、菊川正達調教師、田辺裕信ともに初優勝となった。
今日中止となった中京競馬は明日代替開催、京都は投票をやり直して明後日開催の予定。で、明日の中京を予想する。まずは中京メイン【知立特別】は2番ドルチャーリオ。休み明けの昇級緒戦だが、人気になる前に先物買いといく。相手は4,5,6,8,12,15番。10R【はこべら賞】人気で1番アディラート。初ダートの前走が圧勝。あの走りなら昇級戦も・・・。相手は5,9,11,12,13,16番。12Rは10番アインザッツ。この馬も昇級緒戦となるが、前走が奥のある走りだった。相手は3,4,7,8,16,18番。
昨日、今日と競馬は負けてしまったが、まだ二日残っている。これが吉と出るか、凶とでるか・・・。