予想が五転六転した【皐月賞】。その三転目ぐらいに◎フサイチジャンク、○ドリームパスポート、▲メイショウサムソン、△アドマイアヤムーンというのがあった。この時点の予想で馬券を買っていれば・・・。
【皐月賞】を振り返る。もっと雨が振るかもしれないと思っていたが、それほど振らず馬場は良の発表。しかしそれでもいくらか馬場は軟らかく、芝はいつもより伸ばしてあり、力のいる馬場であった。レースは予想通り、ステキシンスケクンの逃げで始まり、フサイチリシャールが2番手、メイショウサムソン、ドリームパスポート、ジャリスコライトは中団、アドマイヤムーン、フサイチジャンクは後方からとなった。ペースは1000m60秒の平均ペース。4コーナーでフサイチリシャールが先頭に立つと、3番手に進行していたメイショウサムソンが早めに抜け出した。“並んだら抜かせない”という根性を見込んでの石橋守自信満々の騎乗である。そのメイショウに内をついたドリームパスポートが迫る。しかし最後は同じ脚色に・・・。3着にはパドックで黒光りしていちばんよく見えたフサイチジャンク。強敵相手の初めてのレースであったが、その強敵相手に自ら動いて勝ちにいくレースをした。そして直線まで長くいい脚を使っていたが・・・大健闘の3着、今後が楽しみになった。1番人気だったアドマイヤムーンはフサイチジャンクをマークする形。直線も伸びてはいるが今日の馬場ではいつもの切れが影を潜めて4着となった。パンパンの良馬場ならという気もするが、距離は2000mがギリギリな感じ。【ダービー】より【NHKマイル】の方がこの馬には良さそうだ。5着のフサイチリシャールにはがっかりだった。もう少し粘れると思ったが、早々の失速は体調でも悪かったのだろうか。原因は不明だ。ハナをきった方が良かったのでは・・・。サクラメガワンダー(6着)も最後は伸びてはいるが、位置取りが後ろすぎた感がある。ただ最後の脚を見るとまだまだ捨て切れない馬ではある。僕本命のジャリスコライトは見せ場すらなかった。直線でコース取りの変更をしたところがあったが、それでも負けすぎである。父ファンタスティックライトだからこれからまだ成長するだろうが、それを踏まえてもGⅠではもう買いにくいほどの敗戦だった。良血馬キャプテンベガは13着。これからもっと良くなるだろうが、今日のところは力不足で仕方ないだろう。
勝ったメイショウサムソンは、父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(父ダンシングブレーヴ)という血統。伯母にノーザンプリンセスがいる。デビュー3戦目で初勝利を挙げると、続く【野路菊S】も制し、重賞初挑戦となった【東京スポーツ杯2歳S】では2着と好走した。前々走の【きさらぎ賞】では1番人気に推されながらも2着に敗れたが、前走の【スプリングS】で重賞を初制覇していた。通算成績10戦5勝(重賞2勝)。
鞍上の石橋守はデビュー22年目にしてJRA・GⅠ初勝利。【スプリングS】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では11勝目。管理する瀬戸口調教師は’03年のネオユニヴァース以来の【皐月賞】2勝目で、JRA・GⅠ通算13勝目。ラインクラフトで制した【阪神牝馬S】に続く2週連続の重賞制覇で、今年のJRA重賞は3勝目、通算では49勝目となった。尚、1,2着になった石橋守と高田の今日の騎乗は【皐月賞】だけ。結果からみると、ひたすらこのレースに集中した騎手ふたりにギャンブルの女神が微笑んだのかもしれない
第一冠が終わっていよいよ次は【ダービー】となるのだが、またこれも難しそう。【皐月賞】を勝ったメイショウサムソンは府中でも好走しており、血統的にも2400mでも大丈夫だろうが、良馬場で切れ勝負になったときにヤヤ不安が残る。今日出走の中ではやはりフサイチジャンクが上積みがありそうで面白そう。元々【ダービー】向きと言われていただけに無視できない。ただ鞍上は岩田、それとも豊? サクラメガワンダーも捨てきれない1頭だが、13着に敗れたキャプテンベガも出走できれば・・・。別路線組ではやはり【京都新聞杯】から始動するマルカシャンクだろう。とにかく故障まではこの世代NO.1だった馬。普通に戻れば・・・。また【ダービー】では鞍上を含めての予想となるが、メイショウサムソンが勝ったことで益々混戦になったような気がする。でも石橋守は本当に良かったね。おめでとうございました!
今日の競馬は【皐月賞】を含めて大惨敗。昨日までの自信がまた吹っ飛んでしまった。来週からは府中&淀。何とかこの馬場替わりをきっかけに出直ししたいと思っている(何度目だろう!?)
【皐月賞】を振り返る。もっと雨が振るかもしれないと思っていたが、それほど振らず馬場は良の発表。しかしそれでもいくらか馬場は軟らかく、芝はいつもより伸ばしてあり、力のいる馬場であった。レースは予想通り、ステキシンスケクンの逃げで始まり、フサイチリシャールが2番手、メイショウサムソン、ドリームパスポート、ジャリスコライトは中団、アドマイヤムーン、フサイチジャンクは後方からとなった。ペースは1000m60秒の平均ペース。4コーナーでフサイチリシャールが先頭に立つと、3番手に進行していたメイショウサムソンが早めに抜け出した。“並んだら抜かせない”という根性を見込んでの石橋守自信満々の騎乗である。そのメイショウに内をついたドリームパスポートが迫る。しかし最後は同じ脚色に・・・。3着にはパドックで黒光りしていちばんよく見えたフサイチジャンク。強敵相手の初めてのレースであったが、その強敵相手に自ら動いて勝ちにいくレースをした。そして直線まで長くいい脚を使っていたが・・・大健闘の3着、今後が楽しみになった。1番人気だったアドマイヤムーンはフサイチジャンクをマークする形。直線も伸びてはいるが今日の馬場ではいつもの切れが影を潜めて4着となった。パンパンの良馬場ならという気もするが、距離は2000mがギリギリな感じ。【ダービー】より【NHKマイル】の方がこの馬には良さそうだ。5着のフサイチリシャールにはがっかりだった。もう少し粘れると思ったが、早々の失速は体調でも悪かったのだろうか。原因は不明だ。ハナをきった方が良かったのでは・・・。サクラメガワンダー(6着)も最後は伸びてはいるが、位置取りが後ろすぎた感がある。ただ最後の脚を見るとまだまだ捨て切れない馬ではある。僕本命のジャリスコライトは見せ場すらなかった。直線でコース取りの変更をしたところがあったが、それでも負けすぎである。父ファンタスティックライトだからこれからまだ成長するだろうが、それを踏まえてもGⅠではもう買いにくいほどの敗戦だった。良血馬キャプテンベガは13着。これからもっと良くなるだろうが、今日のところは力不足で仕方ないだろう。
勝ったメイショウサムソンは、父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(父ダンシングブレーヴ)という血統。伯母にノーザンプリンセスがいる。デビュー3戦目で初勝利を挙げると、続く【野路菊S】も制し、重賞初挑戦となった【東京スポーツ杯2歳S】では2着と好走した。前々走の【きさらぎ賞】では1番人気に推されながらも2着に敗れたが、前走の【スプリングS】で重賞を初制覇していた。通算成績10戦5勝(重賞2勝)。
鞍上の石橋守はデビュー22年目にしてJRA・GⅠ初勝利。【スプリングS】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では11勝目。管理する瀬戸口調教師は’03年のネオユニヴァース以来の【皐月賞】2勝目で、JRA・GⅠ通算13勝目。ラインクラフトで制した【阪神牝馬S】に続く2週連続の重賞制覇で、今年のJRA重賞は3勝目、通算では49勝目となった。尚、1,2着になった石橋守と高田の今日の騎乗は【皐月賞】だけ。結果からみると、ひたすらこのレースに集中した騎手ふたりにギャンブルの女神が微笑んだのかもしれない
第一冠が終わっていよいよ次は【ダービー】となるのだが、またこれも難しそう。【皐月賞】を勝ったメイショウサムソンは府中でも好走しており、血統的にも2400mでも大丈夫だろうが、良馬場で切れ勝負になったときにヤヤ不安が残る。今日出走の中ではやはりフサイチジャンクが上積みがありそうで面白そう。元々【ダービー】向きと言われていただけに無視できない。ただ鞍上は岩田、それとも豊? サクラメガワンダーも捨てきれない1頭だが、13着に敗れたキャプテンベガも出走できれば・・・。別路線組ではやはり【京都新聞杯】から始動するマルカシャンクだろう。とにかく故障まではこの世代NO.1だった馬。普通に戻れば・・・。また【ダービー】では鞍上を含めての予想となるが、メイショウサムソンが勝ったことで益々混戦になったような気がする。でも石橋守は本当に良かったね。おめでとうございました!
今日の競馬は【皐月賞】を含めて大惨敗。昨日までの自信がまた吹っ飛んでしまった。来週からは府中&淀。何とかこの馬場替わりをきっかけに出直ししたいと思っている(何度目だろう!?)