人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

強すぎたイクイノックス!

2022-12-25 17:49:05 | Weblog

 まずは駅伝。《全国高校駅伝》女子は長野東(長野)が1時間7分37秒で初優勝した。1区は大阪薫英女学院(大阪)の水本佳菜(3年)が19分20秒で区間賞を獲得。2区は前回優勝の仙台育英(宮城)、デイシー・ジェロップ(1年)が300m過ぎに首位に立ち、2位の長野東(長野)に13秒の差をつけてタスキをつないだ。3区も仙台育英の長岡みさき(1年)がトップを守り、3秒差の2位に立命館宇治(京都)の細谷愛子(3年)が続いた。4区も仙台育英の渡辺来愛(2年)が首位をキープ。2位の長野東に13秒差、3位の立命館宇治に14秒差をつけて、アンカーの細川あおい(1年)にタスキをつないだ。そして最終5区で長野東のアンカー村岡美玖(3年)が連覇を狙った仙台育英(宮城)を逆転した。優勝候補の一角、神村学園(鹿児島)は1区で出遅れ、アンカーのカリバ・カロライン(2年)が仙台育英から1分15秒差の7位で先頭を追ったが3位が精一杯だった。最終順位は優勝長野東、2位仙台育英、3位神村学園だった。長野東天晴れ!
  男子は倉敷(岡山)が2時間1分10秒の大会新記録、高校国際最高タイムで4年ぶり3回目の優勝を果たした。倉敷は1区の南坂柚汰 (3年)が5位でスタートすると、2区の植月俊太 (3年)で3位に浮上。すると、3区のサムエル・キバティ (2年)が従来の区間記録を9秒塗り替える22分30秒と激走。トップに立つと、4区の桑田駿介 (2年)も区間歴代4位の22分48秒で後続を突き放した。2位の佐久長聖(長野)は3区の吉岡大翔(3年)が日本人最高の22分51秒をマーク。その後、倉敷に差を広げられたものの、2時間1分57秒でフィニッシュし、前回大会で洛南(京都)が樹立した日本高校最高記録(2時間1分59秒)を塗り替えた。3位は1区の綾一輝(3年)が転倒しながらも区間3位と好走した八千代松陰(千葉)。その後も安定したリレーを見せ、7区の田中愛睦(3年)は区間賞を獲得した。優勝経験のある埼玉栄が4位、仙台育英(宮城)が5位と続き、1区で長嶋幸宝がチーム初の区間賞を獲得した西脇工(兵庫)が6位に入賞を果たした。7位の洛南(京都)、8位の学法石川(福島)は前回に続く連続入賞。前回優勝の世羅は14位だった。大牟田(福岡)、九州学院(熊本)、鹿児島実(鹿児島)、白石(佐賀)などが県予選で敗れた九州勢は大分東明(大分)の9位が最高で、入賞チームが出なかった。男子で九州の高校から入賞が出なかったのは2005年の第56回大会以来、17年ぶり。九州勢もっと頑張れ!
 昨日女子レスリングの波乱を書いたが、今日は高校の女子バスケットで波乱が起きた。《SoftBankウインターカップ2022》女子3回戦で大会3連覇中の桜花学園 (愛知1)とインターハイ3位の東海大付福岡 (福岡1)が対戦。大激戦となった試合、4Q残り3.3秒で境の3Pシュートとフリースローで逆転した東海大付福岡が64-63で勝利した。1Qは11-11。2Qも接戦となり、桜花学園の24-23でハーフタイムを迎えた。3Qも接戦は続き、桜花学園が42-40と2点リードで3Qを終えた。そして勝負が決まる4Q、ドラマは残り53.1秒から始まる。桜花学園は福王伶奈が3ポイントプレイ。61-60と1点リードに。さらファウルをもらって、フリースロー2本を成功。63-60と大きなリードを奪う。誰もが万事休すと思ったが、東海大付福岡は残り3.3秒、境が左ウイングから3Pシュートを成功。同点とすると、さらにペナルティスローを稲次が代わりに決めて64-63に。ここでタイムアウトを取った桜花学園は、インバウンズから横山に渡すが、シュートは放つことができず。東海大付福岡が64-63で激戦を制した。まさしくドラマ。勝った方も負けた方も素敵なゲームでした!

 今日の重賞【有馬記念】を振り返る。勝ったのはC・ルメール騎乗の1番人気イクイノックス(牡3歳・木村哲也厩舎)が中団の外め追走から3~4コーナーを持ったままで回ると、直線でも圧巻の末脚を繰り出し優勝。前走の【天皇賞・秋】に続くGⅠ連勝で現役最強の座に就いた。デビュー6戦目での戴冠は、同レースでの史上最少キャリアV。また、父キタサンブラック(2017年)との親子制覇となった。タイムは2分32秒4。2馬身半差の2着にはラストグランプリとなった福永祐一騎乗のボルドグフーシュ(6番人気)、さらに1馬身半遅れた3着に僕本命の【エリザベス女王杯】覇者ジェラルディーナ(3番人気)が入った。なお、2番人気のタイトルホルダーは9着に敗れた。
 勝ったイクイノックスはとんでもなく強かった。どの馬にもチャンスがあるなんて妄想で1強だった。まだ成長する可能性あり、来年はこの馬中心に回ることになるだろう。2着ボルドグフーシュは福永の肝の座った騎乗でも最後まで止まらなかった。現状では勝ち馬とは差があるが、来年の【天皇賞・春】はこの馬が主人公かもしれない。3着ジェラルディーナはスタートの出遅れが痛かったが、終いの脚は見事だった。4着イズジョーノキセキもよく頑張っている。位置取りも良かったし、よく粘っていた。このメンバーで4着は大殊勲だろう。5着エフフォーリアは今年の中で一番良いレースだった。負けはしたが、勝ちに行っての負けだから仕方ない。ただここまで走れば来年は復活しそう。9着タイトルホルダーはいい最初の行きっぷりが悪かった。もう少し進んで行きたかったが、勝負どころでも進んでいかなかった。まぁ【凱旋門賞】の疲れが残っていたのだろう。

 イクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母父キングヘイロー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は6戦4勝。重賞は21年【東スポ杯2歳S】、今年の【天皇賞・秋】に次いで3勝目。木村哲也調教師は【有馬記念】初勝利、C・ルメールは05年ハーツクライ、16年サトノダイヤモンドに次いで3勝目となった。

今日の一口馬。9歳馬ジオラマが中山10R【フェアウェルS】(1200md-ト)に石橋脩騎乗で出走。レースでは、五分のスタートを切ると、馬なりで控えて後方から。道中は後方2番手を追走。4コーナーでは外を回って進出を開始し、直線での追い込みを狙ったが、目立った伸び脚は繰り出せず、勝ち馬から1.4秒差の14着に敗れた。自分の競馬に徹して勝負にいったが、思ったほどの伸び脚は見られなかった。正直もうっ少し走れると思っていたのでガッカリ。でも今日で46戦も目だし、来年は10歳。そろそろ現役卒業かもしれない。

 

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