NBAのドラフトが今日ニューヨークで行われ、1巡目の全体9番目で、ウィザーズ(ワシントンDC)がゴンザガ大のフォワード、八村塁(21歳、2m3、104㌔)を指名した。NBAのドラフトで日本選手が指名されたのは1981年の岡山恭崇氏(当時住友金属=ウォリアーズから8巡目、全体171番目で指名、入団はせず)だけで、2巡目までの指名となった1989年以降の現行システムでは史上初めてとなった。NBAのドラフトで指名されるのは世界で60人のみで、米国内の高校でプレーしている選手がNBAドラフトで将来的に指名される確率は0.03%(1万人に3人)とも言われている。その中でも高額サラリーを保証される1巡目指名を受けたことは、日本スポーツ界にとっては“歴史的快挙”だ。NBAのドラフト1巡目指名選手は、指名順によって向こう3年分の標準サラリー(ルーキー・スケール)が定められている。標準額から20%増しの契約が可能(下限は20%減)。9番目指名選手の標準額を1.2倍すると初年度の年俸は446万3400ドル(約4億8000万円)で、3シーズン目には490万9920ドル(約5億3000万円)に達する。 八村を指名したウィザーズだが今季は32勝50敗の苦戦。W杯中国大会の米国代表候補でリーグ屈指のシューターでもあるブラドリー・ビール(25)がチームを引っ張ったが、オールスターに5回選出されている主力ガードのジョン・ウォール(28)が左足のかかとの故障で50試合も欠場した影響が大きく、プレーオフ進出を逃した。いずれにしろ、若手の押上げが不足しているのが現状だ。今季八村はゴンザガ大で全37試合に先発し、平均30.2分の出場で19.71得点、6.5リバウンドと59.1%のフィールドゴール(FG)成功率をマークしており、ウィザーズが求めている若手フォワード陣の理想型に近い存在だった。そう考えると、ウィザーズにとっても八村にとってもいいドラフトと言えるだろう。 NBAドラフトの9番目指名選手には殿堂入りを果たしている元セルティクスのジョジョ・ホワイト(69年=故人)がいるが、他にもオーティス・ソープ(84年)、チャールズ・オークリー(85年)、トレイシー・マグレイディー(97年)、ダーク・ノビツキー(98年)、ショーン・マリオン(99年)といったビッグネームがズラリ(オークリー好きだったなぁ)。これは八村にとっては“吉兆”を感じさせる指名順位かも…。
その八村をひょっとしたら《東京五輪》で観られるかもしれない。昨日発表となった《東京五輪》のチケット抽選。開会式30万円、陸上男子100m決勝14万円など120万円を超える申し込みをしたが、当たったのが男子バスケット予選の2セッション(2試合×2名)。まだどの国の出るのかも、どの国の試合かもわからないが、米国ドリームチーム、八村のいる日本戦ならプラチナチケットになるかも…早速お金振り込まなきゃと思っている。 申し込みといえば、今週社台グループ(社台、サンデー、G1)の一口馬主の締め切りがあった。勿論高額馬にはディープインパクト、ロードカナロア、キングカメハメハなどが並ぶが、人気度から見ると今年は大幅に変わってきた印象がある。まずは社台サラブレッドクラブだが、人気ベスト20にはオルフェーヴル・ドゥラメンテ各3頭、モーリス・エイシンフラッシュ・ジャスタウェイ各2頭、フェノーメノ・マクフィ・スゥェプトオーヴァーボード・キズナ・エピファネイア・ハービンジャー・ロードカナロア・マジスティックウォリアー各1頭となっている。サンデーレーシングはドゥラメンテ・ミッキーアイル・モーリス各3頭、オルフェーブル・ジャスタウェイ・ロードカナロア各2頭、ディープブリランテ・ダイワメジャー・エピファネイア・タートルボウル・ハーツクライ各1頭となっている。僕がメインに一口をやっているG1サラブレッドはドゥラメンテ・モーリス各3頭、ダイワメジャー2頭、リアルインパクト・リオンディーズ・ハーツクライ・ミッキーアイル・エイシンフラッシュ・フェノーメノ・ゴールドアリュール・ロードカナロア・クロフネ・キンカメ・エピファネイア・ルーラーシップ各1頭となっている。最終結果は多少変わってくると思うが、新種牡馬のドゥラメンテ、モーリス、ミッキーアイルが人気となっているし、今年デビューのキズナ、エピファネイアも人気が高い。大種牡馬に比べ手が出しやすいというのもあるし、牧場の評判も高く、第2のロードカナロアになるのではという期待もあるからだろう。ちなみに僕が申し込んでいるのは古手の種牡馬産駒。完全なダート血統を狙っている。もし抽選で当たったら、ここで紹介するつもりだが、《東京五輪》のチケットのように当たるのか…。結果は後日書き込みます。
明日の予想。まずは東京メイン【アハルテケS】。本命は1番ゴライアス。ダートは4着以下なし。ここ2戦逃げ切り。まだ伸びシロがあって鞍上はレーン。相手は2,3,7,8,9,11番。阪神11R【垂水S】は15番エクレアスパークル。川田&中内田のゴールデンコンビ。前走の負けは度外視して得意の阪神で軸。相手は2,5,7,14,16,18番。函館メイン【大沼S】は12番フュージョンンロック。前走でオープンにメドがたった。小回り1700mは合うし、北海道なら・・・。相手は1,4,9,10,11,13番。
明日は会社関係のゴルフ。明後日の【宝塚記念】に勢いをつける!